「大阪万博、行きたいけど…移動やトイレ、大丈夫かな?」
そんな不安を感じる車椅子ユーザーやご高齢の方、小さなお子さま連れのご家族でも、
しっかりとした準備と情報さえあれば、快適に万博を楽しめます!
本記事では、■車椅子の貸出方法 ■多目的トイレの場所 ■会場アクセス ■事前予約のコツまで、
公開資料+現地下見レポートを元にわかりやすく解説。
どこを予約すべき?いつ行けば空いている?などの不安も、この記事1本で解消!
2025年の大阪万博を“安心&快適に”満喫したい方、必見です。
※情報は2025年5月時点の公式発表・先行報道資料に基づいており、今後変更される可能性があります。
1-2. どんな人が対象?
1-3. サポート体制の全体像
2. 車椅子ユーザー向けアクセス&移動手段 2-1. 夢洲駅~会場の移動経路
2-2. 車椅子対応シャトルバス情報
2-3. 障がい者専用駐車場の予約方法
3. 会場内での車椅子貸出&サポートサービス 3-1. 車椅子貸出の流れと注意点
3-2. カームダウン・レストエリアって?
3-3. 補助器具・補助犬の対応
4. トイレ・休憩所・パビリオン内の設備情報 4-1. 多目的トイレの数と場所
4-2. 電動車椅子対応のトイレ広さ
4-3. 各パビリオンのバリアフリー設計
5. まとめ|予約と準備で「安心の万博体験」を
1. 【基本情報】大阪万博は“誰でも楽しめる”イベントに
1-1. 万博会場のバリアフリー基本方針
大阪・関西万博2025では、「誰もがアクセスでき、誰もが楽しめる会場」を目指し、
国際的なバリアフリーガイドライン(ユニバーサルデザイン原則)に基づいて会場づくりが進められています。
すべての建築物や通路は、段差のない設計・スロープ導入・視覚・聴覚への配慮を基本とし、
移動のしやすさ、わかりやすさ、休憩のしやすさが重視されています。
1-2. どんな人が対象?
バリアフリー対応は、単に「障がい者向け」ではありません。
高齢の方、妊娠中の方、ベビーカー利用の方、体力に不安のある方、
さらには一時的にケガや体調不良のある方も、安心して楽しめるよう設計されています。
また、感覚過敏や発達障がいを持つ方に配慮したカームダウンルームなどのソフト面の支援も進んでおり、まさに「すべての人のための万博」と言えるでしょう。
1-3. サポート体制の全体像
万博会場内には、移動や体調面に不安がある方をサポートするアクセシビリティセンターが各エリアに設置されます。
主なサポート内容は以下の通りです:
- 車椅子・杖・高齢者用イヤホンなどの無料貸出
- 多言語対応・筆談ツールの用意
- 介助ボランティアの常駐(一部パビリオン)
- 体調不良時のカームダウンルームの利用
このようなサポート体制により、来場者の多様なニーズに対応した安心の環境が整備されています。

2. 車椅子ユーザー向けアクセス&移動手段
2-1. 夢洲駅~会場の移動経路
万博会場の最寄り駅であるOsaka Metro中央線「夢洲駅」は、
バリアフリー設計が徹底されており、ホームから地上・会場まで段差なしで移動可能です。
駅構内にはエレベーターが複数設置されており、車椅子用のスロープや誘導サインも整備されています。
会場までのルートも段差なしのフラット舗装で、スタッフが常駐しているため案内サポートも受けられます。
2-2. 車椅子対応シャトルバス情報
万博開催期間中、JR桜島駅⇔夢洲会場を結ぶシャトルバスが運行されます。
このバスはリフト付きの車椅子対応車両があり、障がい者手帳を持つ方・介助者は無料で乗車できます。
バス利用を希望する方は、公式予約サイトからの事前申込みが必要です。
当日乗車も可能ですが、満席になることがあるため早めの予約をおすすめします。
2-3. 障がい者専用駐車場の予約方法
自家用車で来場する場合は、障がい者専用駐車場を利用できます。
駐車場は会場周辺に複数設けられており、いずれもスロープや誘導ブロック完備です。
利用には「障がい者手帳番号+ナンバープレート」の事前登録が必要で、
万博公式サイトまたはコンビニ端末経由での事前予約制となります。
予約完了後に発行される「QR付き駐車証」を、当日提示する形式です。

3. 会場内での車椅子貸出&サポートサービス
3-1. 車椅子貸出の流れと注意点
会場内では無料で車椅子の貸出サービスが用意されています。
利用希望の方は、アクセシビリティセンターもしくは主要ゲート付近の貸出所にて受付を行います。
現時点では事前予約は非対応で、先着順・当日受付
特に午前中の早めの来場が確実です。
電動車椅子の数は少なめのため、希望がある場合は早めの相談が安心です。
3-2. カームダウン・レストエリアって?
感覚過敏やパニック症状が起こりやすい方に向けて、「カームダウンルーム」が複数箇所に整備されています。
静かな環境で休憩できる空間で、照明や音が最小限に抑えられており、気持ちを落ち着かせることができます。
また、一般的な休憩スペース(クールダウン・レストエリア)も日陰・空調付きで用意されており、
暑さや疲労が気になる方でも、安心して休憩できます。
3-3. 補助器具・補助犬の対応
会場内では、以下の補助器具やサポート動物に対応しています:
- 杖・歩行補助具の持ち込み可能(荷物検査時に申告)
- 補助犬(盲導犬・聴導犬・介助犬)は入場可能
- 補助犬用レインウェア・水飲み場なども一部施設で提供
入場時には、補助犬の認定証(または表示マーク)を持参することでスムーズな対応が受けられます。
また、会場スタッフは補助犬対応の研修を受けており、安心して利用可能です。

4. トイレ・休憩所・パビリオン内の設備情報
4-1. 多目的トイレの数と場所
万博会場では、すべてのトイレエリアに車椅子対応の多目的トイレが設置されています。
特に人が集中するエリアでは複数基を配置パビリオン内にも個別に設置されているケースがあります。
各トイレには介助ベッド・オストメイト設備・ベビーチェアも設けられており、
年齢・性別・状況に関係なく安心して使える仕様です。
4-2. 電動車椅子対応のトイレ広さ
トイレ室内の広さも電動車椅子でもスムーズに回転・移動できる設計になっています。
・地上階トイレ:約2.6mの余裕スペース
・大屋根リング上トイレ:約2.2m程度
開閉しやすい自動ドアや、移乗方向(右・左)に対応した手すり設計など、
細かい配慮が施されている点も安心材料です。
4-3. 各パビリオンのバリアフリー設計
万博に出展するパビリオンは、すべてバリアフリー建築基準に準拠しており、
車椅子ユーザーでも中に入って展示を楽しむことができます。
スロープや昇降リフト、フラットフロア、案内サインの色彩設計など、
“見てわかる”“移動しやすい”設計が徹底されているのが特徴です。
また、一部パビリオンでは専用の「優先入場レーン」が用意されており、
スタッフによる誘導も受けられるので混雑時も安心です。

5. まとめ|予約と準備で「安心の万博体験」を
大阪・関西万博2025は、“すべての人が安心して楽しめる”ことをテーマに掲げた、
日本が世界に誇るユニバーサルイベントです。
車椅子ユーザーやご高齢の方、小さなお子さま連れでも、移動・トイレ・観覧・休憩すべてにおいて
バリアフリーが徹底されているので、ちょっとした準備さえあれば本当に快適に過ごせます!
特におすすめの事前準備は以下の4つ:
- ✔ シャトルバス・駐車場などの移動手段は早めに予約
- ✔ 車椅子や補助器具が必要な場合は受付開始時間を確認
- ✔ 多目的トイレの場所は事前にマップで把握
- ✔ スタッフやサポート窓口の位置をスクショや印刷で携帯
この記事が、少しでもあなたの不安を和らげ、“安心して楽しめる万博体験”につながることを願っています。
ぜひ2025年の大阪万博を、笑顔で、そして安全にお楽しみくださいね。

コメントを残す