最終更新:2026年2月16日
「チケットはやっと取れたけど、あの広い公園を一日中歩けるかしら……?」
そんな不安、抱えていませんか?
実は私も最初は甘く見ていました。「たかが公園でしょ?」と高を括ってスニーカーで挑んだものの、夕方にはふくらはぎがパンパンに張り、帰りの電車では泥のように眠ってしまった苦い経験があります(汗)。
それもそのはず、ジブリパークがある「愛・地球博記念公園」は、東京ディズニーランドの約2倍という広大な敷地面積を誇るんです。ただ歩いているだけで、万歩計の数字がとんでもないことになります。
でも、安心してください。私たち大人世代には、体力を温存しながら賢く楽しむ「大人の歩き方」があります。
以前ご紹介した「歩かないお花見ルート」の記事でも触れましたが、50代・60代の旅の満足度を決めるのは「どれだけ詰め込むか」ではなく「どれだけ心地よい余白(休憩)を作るか」なんですよね。
本記事では2026年の最新情報として、移動を劇的に楽にする「APMネコバス」の活用法や、人混みを避けて確実に座れる「隠れ家休憩スポット」を徹底的にリサーチしました。
「翌日に疲れを残さない」ことまで計算に入れたスマートな攻略法。ぜひ、温かいお茶でも飲みながら作戦会議をしましょう。
この記事でわかること
この記事のポイント
(この記事では、広いジブリパークで体力を使い果たさないための「移動の裏技」と、大人だけが知っている「静かな休憩場所」を解説します。これを読めば、翌日の筋肉痛を恐れずに100%楽しめますよ!)
- ✔︎ チケットは「大さんぽ券プレミアム」が最強の休憩保険になる理由
- ✔︎ 徒歩20分をカット!「APMネコバス」の確実な予約・発券タイミング
- ✔︎ 混雑時でも座れる「オリヲン座」&「穴場カフェ」リスト
1. 【はじめに】大人のジブリパークは「歩かない」が合言葉
まず、敵(?)を知ることから始めましょう。
ジブリパークがある「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」は、敷地面積が約194ヘクタール。これは東京ディズニーランド(約51ヘクタール)のおよそ4倍弱、ディズニーランドとシーを合わせてもまだ広いという、とてつもないスケールです。
しかも、パーク内は自然の地形を生かした丘陵地。「魔女の谷」から「どんどこ森」へ行こうとすれば、大人の足でも徒歩20分以上かかります。しかも緩やかなアップダウン付き……。これを全部歩いて回ろうとするのは、登山装備なしで山に登るようなものです(汗)。
1-1. 広さはディズニーの約4倍? 50代からの「体力温存」3つの鉄則
だからこそ、私たち大人が守るべき鉄則はたった一つ。
「意地でも歩かない」ことです。
具体的には、以下の3つを心に刻んでください。
- 文明の利器(バス)を使い倒す
若いカップルが並んで歩いている横を、涼しい顔でバスで追い抜きましょう。それが大人の特権です。 - 「全部見る」を諦める
一度に全て見ようとすると、どれも印象に残らなくなります。「今日は『魔女の谷』と『大倉庫』だけ」と決めた方が、一つ一つの満足度は格段に上がります。 - 疲れる前に座る
「疲れたから休む」では遅いんです。「疲れる予感がするから座る」。この先取り休憩こそが、翌日筋肉痛にならない秘訣です。
さあ、この鉄則を胸に、まずは一番大切な「チケット選び」から見ていきましょう。ここを間違えると、休憩戦略が全て崩れてしまいますよ。
2. チケットは「プレミアム」一択!その理由は“再入場”
「えっ、7,000円以上するの? 高いわね……」
チケットの価格表を見て、そう思った方もいるかもしれません。
現在、ジブリパークのチケットは主に3種類ありますが、私が50代以上の皆様に強くおすすめするのは、最も高価な「大さんぽ券プレミアム」一択です。
もちろん、全ての建物の中に入れる(ハウルの城やオキノ邸など)という魅力もあります。昭和の生活用品やアンティーク家具など、私たち世代だからこそ「懐かしい!」と共感できるディテールは必見です。
でも、本当の理由はそこではありません。
プレミアム券を選ぶ最大のメリット、それは「再入場ができること(※大倉庫を除く)」。これこそが、大人のための「休憩保険」になるんです。
2-1. 疲れたら公園エリアへ脱出。混雑を避ける「分散型休息」とは
通常のチケットでは、一度エリアを出ると再入場ができません。「まだ見てない場所があるから、出るに出られない……」と、疲れた体を引きずってベンチを探す羽目になります。
しかし、プレミアム券なら話は別です。
例えば、「魔女の谷」で人混みに疲れたら、一度エリアの外(無料の公園エリア)に出る。広大な芝生広場の木陰で深呼吸したり、公園入口のカフェ「ロタンダ 風ヶ丘」でゆっくりお茶をしたり。
体力が回復したら、また涼しい顔でエリアに戻ればいいのです。
「いつでも外に出られる」という心の余裕が、結果的に一日中笑顔で過ごせるスタミナに変わります。数千円の差額は、この“自由”を買うための投資だと割り切ってしまいましょう。
3. 移動で疲れない!「APMネコバス」&「園内バス」完全攻略
チケットで「休憩の権利」を手に入れたら、次は「移動の足」を確保しましょう。
この広い公園で、全ての移動を徒歩で済ませようとするのはナンセンス。使える乗り物は使い倒すのが、賢い大人の流儀です。
3-1. 【APMネコバス】「もののけの里」に着いたら即発券すべき理由
まず一番の目玉は、2024年に登場した「APMネコバス」です。
これ、単なるアトラクションだと思っていませんか? 実は、「もののけの里」と「どんどこ森」という、歩くと片道20分はかかる難所を約10分で結ぶ、最強の実用車なんです。
実際に乗ってみると、感動するのはその乗り心地。
風を切って森の中を走る爽快感はもちろん、座席には「あの」ふかふかの毛並みが再現されていて、座った瞬間にお尻から癒やされます(笑)。森の湿った土の匂いや、木々のざわめきを肌で感じながらの移動は、それだけで一つのエンターテインメントです。
攻略のポイントは「現地発券のみ」という点。
ネット予約ができないため、「もののけの里」に着いたら、何をおいてもまず券売機へ向かってください。「今のうちに帰りの便(どんどこ森→もののけの里)を買っておく」のが、プロの技です。
3-2. 【無料バス】魔女の谷へは「オレンジ色」の西ルートを狙え
そしてもう一つ、忘れてはいけないのが「無料の園内巡回バス」。
ただ、ルートが複雑で「どっちに乗ればいいの?」と迷う方が続出しています。
覚えるべきは「魔女の谷に行くならオレンジ(西ルート)」というルールだけ。
一番奥にある「魔女の谷」へ北口から歩くとヘトヘトになりますが、オレンジ色のバス停から出る「西ルート」に乗れば、エリアのすぐ近くまで運んでくれます。
窓の外を流れる景色を眺めながら、次はどこへ行こうかと相談する。そんな移動時間も、バスなら立派な休憩タイムになりますよ。
4. ここなら座れる!大人のための「隠れ家」休憩スポット
移動手段を確保しても、パーク内の人混みに酔ってしまうことはあります。
特に「ジブリの大倉庫」などは、素晴らしい展示の反面、熱気と喧騒で少し息苦しくなることも。そんな時、私が逃げ込む「秘密の場所」をこっそり教えます。
4-1. 【大倉庫】「オリヲン座」の暗闇は最高の回復スポット
大倉庫の中で唯一、喧騒から遮断される場所。それが映像展示室「オリヲン座」です。
ここでは短編アニメーション(約15分)が上映されているのですが、この空間が休憩に最適なんです。
ひんやりと効いた冷房、ふかふかの椅子、そして暗闇。
映画が始まると、心地よい暗さが視覚情報をシャットアウトしてくれます。美しい映像を眺めながら、足を伸ばして深呼吸……。鑑賞が終わる頃には、驚くほど体力が回復していますよ。
4-2. 【食事】「ロタンダ 風ヶ丘」と「モスバーガー」が実は一番落ち着く
ランチやお茶も、あえて「エリア外」を選ぶのが大人流です。
大倉庫内のカフェ「大陸横断飛行」は魅力的ですが、長蛇の列に並ぶだけで体力を削られます。
私が愛用しているのは、北口(公園入口)にある「ロタンダ 風ヶ丘」。
ここなら、愛知県産の素材を使ったおにぎりや、懐かしいナポリタンなど、ホッとする味が並ばずに楽しめます。天井が高く開放的なので、圧迫感もありません。
また、意外な穴場が「モスバーガー モリコロパーク店」。
「せっかく来たのにチェーン店?」と思うなかれ。知っている味の安心感と、確実に座れる席数は、疲れた時の救世主です。
夕食までここで済ませる必要はありません。軽めの休憩にとどめて、本格的なグルメは帰りの名古屋駅周辺で楽しむのが正解です。
以前紹介した「名古屋駅周辺の座れるグルメガイド」も参考に、美味しいひつまぶしや味噌カツは、帰りの楽しみにとっておきましょう。
5. 【モデルコース】膝に優しい「平坦&乗り物」活用ルート
それでは最後に、ここまでのテクニックを詰め込んだ「大人のための黄金ルート」をご紹介します。
ポイントは「朝は元気に遠くへ、午後はのんびり近くへ」。そして何より、「15時には帰路につく」潔さです。
【10:00】入園〜まずは一番奥へ
北口から入ったら、すぐに「西ルート(オレンジ)」のバスに乗車。元気なうちに一番遠い「魔女の谷」へ向かいます。
午前中の澄んだ空気の中、ハウルの城やパン屋さんを散策。焼きたてのパンの香ばしい匂いに誘われて、早めの軽食を買っておくのも良いですね。
【12:00】大倉庫へ移動&「オリヲン座」で休憩
お昼時、レストランが混み始める前に「ジブリの大倉庫」へ。
展示をひと通り見たら、足が疲れる前に「オリヲン座」へ避難します。暗闇で15分間の「映画休憩」をとることで、午後の体力をリセットできます。
【13:30】APMネコバスで森のドライブ
大倉庫を出て、少し歩いて「もののけの里」へ。ここから予約しておいた「APMネコバス」に乗車します。
風を感じながら「どんどこ森」へ。トトロの世界観に浸りつつ、帰りはスロープカーで楽々下山。
【15:00】ロタンダ風ヶ丘で余韻に浸る
「まだ遊べるかな?」と思うくらいで切り上げるのが、大人の嗜み。
最後はゲート近くの「ロタンダ 風ヶ丘」で、甘いカフェラテとお団子をいただきながら、今日撮った写真を見返しましょう。
このスケジュールなら、17時には名古屋駅に戻れます。
新幹線の時間まで余裕があるので、デパ地下でゆっくりお土産を選んだり、名駅周辺の美味しい夕食を楽しんだり……。「家に帰って靴を脱ぐまでが旅行」ですから、最後まで優雅に締めくくりたいですよね。
夕食のお店選びに迷ったら、こちらの記事も参考にしてください。新幹線口近くで座れるお店を厳選しています。
【名古屋駅】ジブリパーク帰りに!疲れた大人が“並ばず座れる”グルメ&お土産ルート
6. まとめ|帰りの体力も残してこそ「大人の余裕」
ここまで、50代からの「疲れないジブリパーク攻略法」をお伝えしてきました。
広い園内を前にすると、どうしても「元を取らなきゃ!」と意気込んでしまいがちですが、無理をして翌日寝込んでしまっては元も子もありません(笑)。
「バスに乗る」「こまめに座る」「早めに帰る」
この3つさえ守れば、ジブリパークは決して「修行の場」ではなく、心地よい風と懐かしい記憶に出会える素晴らしい場所になります。
もし今回回りきれなかった場所があったとしても、それは「また来るための切符」を残したと思ってください。
季節が変われば、公園の花々や風の匂いも変わります。
次は孫を連れて、あるいは夫婦水入らずで。無理せず、あなたのペースで、素敵なジブリに会いに行ってきてくださいね。

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