最終更新:2025年10月19日
新大阪駅の「うまいもん横丁(=飲食街〈味の小路〉の通称)」へ、できるだけ短い距離で、段差も少なく、迷わずたどり着く方法を、言葉だけでわかるようにご案内します。
本記事では、在来線・新幹線・Osaka Metroそれぞれの改札からの道順を、出口番号・曲がる回数・段差の有無・おおよその所要時間とともに紹介しています。
写真や地図がなくても心配はいりません。駅の案内サインを見ながら進めば、どなたでも自然に目的地へたどり着けるよう、「改札の種類 → 出口番号 → 目印(ランドマーク)」の順に整理しました。
雨の日や荷物の多い日でも安心して歩けるように、屋内だけで移動できるルートや、[EV](エレベーター)を活用した経路も記しています。 新大阪駅のコンコースは人の流れが早いので、「壁側を歩く」「角で立ち止まらない」の2つを意識するだけで、動きやすさがぐっと変わりますよ。 そして、各ルートの最後には「迷ったときの合言葉」として、改札名 → 出口番号 → 目印をもう一度だけ短くまとめています。少しの合図で安心して歩けるように、そんな気持ちを込めています。
凡例: [EV]=エレベーター / [階]=階段・エスカレーター / [多]=多機能トイレ / [ベ]=ベンチ(休憩スペース)
1. はじめに|この記事の使い方と凡例
本記事は、写真や地図がなくても迷わず歩ける“テキスト版アクセスガイド”です。新大阪駅の各改札から「うまいもん横丁(=飲食街〈味の小路〉の通称)」へ向かう際に、できるだけ短く、平坦で、曲がる回数の少ない道順だけを選び、どなたにも読みやすい形にまとめました。
ご案内はすべて「3行ルート」で統一しています。
行1:改札名 → 出口番号 → 最初の動き / 行2:目印(ランドマーク) → 曲がる回数 → [EV]の有無 / 行3:所要目安・段差・ひとことコツ。
雨の日やお荷物が多い日は、[EV]優先・屋内完結のルートをお選びください。コンコースは人の流れが速いので、「壁側を歩く」「角で立ち止まらない」の二点を意識するだけで、ぐっと歩きやすくなりますよ。
出口番号や設備の位置は、予告なく変更される場合があります。現地の公式サインや最新のフロア案内も、あわせてご確認ください。
記事内の「所要○分」は通常時の目安です。混雑や天候により前後しますので、時間には少し余裕を持ってご移動くださいね。
1-1. テキスト版の読み方([EV]/[階]/[多]/[ベ])
文章だけでも直感的に読み取れるよう、設備や行動を示す簡易記号を使っています。現地のサインと照らし合わせやすく、判断が速くなる工夫です。
- [EV]
- エレベーター(段差回避・ベビーカー/車椅子の方にも)
- [階]
- 階段・エスカレーター(段差あり。お足元にお気をつけください)
- [多]
- 多機能トイレ(ユニバーサル対応。近い目印として記載)
- [ベ]
- ベンチ・休憩スペース(待ち合わせや小休止に)
3行ルートの読み方(例)
行1:「在来線・中央口 → 出口◯番へ直進」
行2:「コンコース柱の案内板を右折 → “味の小路”サインを目印に → [EV]で1Fへ」
行3:「所要約2分/段差0/曲がる2回。壁側を歩くと安心」
1-2. 迷子を防ぐ合言葉:改札名 → 出口番号 → 目印
駅で迷いやすいのは、「どの改札から出たのか」があいまいになる瞬間です。まずは改札名 → 出口番号 → 目印の順に思い出してみてください。頭の中が整うと、サインの読み違いが少なくなります。
- 改札名:在来線「中央口・東口」/新幹線「中央改札・南改札」/Osaka Metro「北改札」など
- 出口番号:案内板の数字を最初に確認。迷ったら数字に戻るのが近道です。
- 目印(ランドマーク):「味の小路」のサイン/フロア案内板/エレベーターの位置 など
たとえば、「在来線・中央口 → 出口◯番 → “味の小路”サイン」。歩き出す前に一度だけ小声で復唱しておくと、足取りがすっと軽くなります。
2. JR在来線 → 「味の小路(うまいもん横丁)」
「味の小路」(“うまいもん横丁”の通称)は、JR新大阪駅の改札外・1F高架下エリアにあります。 在来線から向かうときは中央口か東口(東改札)が使いやすく、どちらも[EV](エレベーター)で1Fへ降りたら、館内の「味の小路 / AJI NO KOJI」サインに沿って進むだけ。写真がなくても、サインの矢印どおりに歩けば自然と入口に導かれます。
2-1. 中央口からの3行ルート(所要1〜3分/段差0想定)
行1:在来線の中央口を出たら、そのままコンコースを直進 → 近くの[EV]で1Fへ。
行2:1Fに着いたら、頭上や柱の「味の小路 / AJI NO KOJI」表示に合わせて数十メートル進みます。
行3:所要目安:1〜3分/段差0([EV]利用)/曲がる回数は2回以内。合言葉は「中央口 → 1F → 味の小路」。
中央口は1Fへ降りやすい位置にあり、サイン追従だけでも迷いにくい導線です。混雑している時間帯は、壁側を保ちながら歩くと流れに乗りやすく安心ですよ。
2-2. 東口からの3行ルート(曲がる回数少なめ)
行1:在来線の東口(東改札)を出たらコンコース右手へ → 近くの[EV]で1Fへ。
行2:1Fで「味の小路 / AJI NO KOJI」のサインに沿って直進 → 入口サインが見えたら到着です。
行3:所要目安:4〜5分(中央口より少し長め)/段差0([EV]利用)/曲がる回数は少なめ。合言葉は「東口 → 1F → 味の小路」。
凡例:[EV]=エレベーター / [階]=階段・エスカレーター / [多]=多機能トイレ / [ベ]=ベンチ
補足:「味の小路」は1Fにお店が並ぶ改札外の飲食街です。設備や表示は変わることがありますので、現地では最新のサインを優先してお進みくださいね。

焦らず、壁側ペースでゆっくりいきましょうね。」
3. 新幹線 → 「味の小路(うまいもん横丁)」
新幹線エリアから向かう場合は、中央改札・南改札のどちらからでも大丈夫です。いずれも改札を出てから[EV](エレベーター)で1Fへ降り、館内の「味の小路 / AJI NO KOJI」という表示に沿って進めば、迷いにくいまっすぐな導線になります。
混雑しているときは、階段付近の滞留を避けて、[EV]周辺の壁側を静かに歩くのがおすすめです。人の流れに乗りやすく、安心して移動できますよ。
3-1. 中央改札からの3行ルート([EV]優先)
行1:新幹線の中央改札を出てコンコースを直進 → 近くの[EV]で1Fへ。
行2:1Fに着いたら、頭上サインや柱の表示で「味の小路 / AJI NO KOJI」を確認し、そのまま直進。通路の先に入口サインが見えてきます。
行3:所要目安:2〜4分/段差0([EV]利用)/曲がる回数2回以内。合言葉は「中央改札 → 1F[EV] → 味の小路」。
進行方向に「在来線のりば」の案内が多く、つられてしまいがちです。迷いそうなときは、「中央口」「1F」と書かれた表示を先に意識してみてください。待ち合わせは[ベ](ベンチ)付近だと合流しやすく安心です。
3-2. 南改札からの3行ルート(屋内完結)
行1:新幹線の南改札を出たら、館内案内に従って[EV]で1Fへ(屋内だけで移動可能)。
行2:1Fで「味の小路 / AJI NO KOJI」のサインに沿って直進 → 正面の入口サインを確認。
行3:所要目安:3〜5分/段差0([EV]利用)/曲がる回数少なめ。合言葉は「南改札 → 1F[EV] → 味の小路」。
雨の日や大きな荷物のある日は、[EV]を優先しつつ直進を基本に。角で立ち止まらない・壁側をキープの二つを意識すると、周囲の流れに乗りやすくなります。[多](多機能トイレ)は1Fに降りたタイミングで案内サインを確認しておくと、その後がとてもスムーズです。
4. Osaka Metro(御堂筋線) → 「味の小路」
御堂筋線・新大阪駅から向かうなら、まずは北改札をご利用ください。もっとも迷いにくい導線で、要点は「JR連絡通路 → 1Fへ[EV]で上がる → “味の小路”サイン」の三つだけ。地上に出なくても到着できますので、雨の日や大きなお荷物のときも安心して歩けます。
4-1. 北改札からの3行ルート(エレベーター併用)
行1:御堂筋線の北改札を出たら、頭上の案内に従ってJR連絡通路へ直進 → 連絡口付近の[EV]で地上1Fへ。
行2:1Fに上がったら、館内の「味の小路 / AJI NO KOJI」サインに合わせてそのまま直進。
行3:所要目安:4〜6分/段差0([EV]利用)/曲がる回数は2回以内。合言葉は「北改札 → JR連絡 → 1F[EV] → 味の小路」。
ラッシュ時の連絡通路は人の流れが速くなります。壁側をゆっくりめに保つ・角で立ち止まらない——この二つだけ意識すれば、ぐっと歩きやすくなりますよ。小休止したいときは、1Fに上がった直後に[ベ](ベンチ)や[多](多機能トイレ)の位置を先に確認しておくと、後の移動が落ち着きます。
館内サインの表記は時期によって変わることがあります(例:「味の小路」「AJI NO KOJI」)。数字の出口案内よりも「1F」の表示と飲食街名を優先して追うと、迷いにくくなります。

雨の日も屋内だけで着けます。焦らず、歩幅は小さめでいきましょう。」
5. 雨の日・荷物が多い日の選び方|屋内完結ルート
合言葉は「屋内完結 × [EV]優先 × 直進基調」。
改札を出たら地上へ出ずに[EV]で1Fへ——そして館内サイン「味の小路/AJI NO KOJI」に沿って直進。
この三点を押さえておけば、雨の日や大きなキャリーケースでも迷いにくく、体力を温存できます。
ここでは、在来線・新幹線・Osaka Metroそれぞれの「屋内だけで着く最短ルート」をもう一度整理します。写真がなくても、駅のサインと照らし合わせながら歩ける実用的な内容です。
- 在来線:中央口/東口 → [EV]で1F → 「味の小路」サインへ直進(段差0/曲がる回数2回以内)
- 新幹線:中央改札 or 南改札 → [EV]で1F → 「味の小路」サインへ直進(段差0/屋内完結)
- Osaka Metro:北改札 → JR連絡通路 → 連絡口の[EV]で1F → 「味の小路」サインへ直進(段差0)
- 壁側キープ:コンコースは流れが速い時間帯があります。壁沿いを歩く・角で止まらないだけで安心度がぐっと上がります。
- [EV]最優先:階段前は滞留しやすいため、最寄りの[EV]を先に決めるだけで迷いが減ります。
- 持ち物の工夫:キャリーは片手でブレーキ操作できる向きに。紙袋は布・ビニール系に変えると濡れにくく安心です。
- 一呼吸ポイント:[ベ](ベンチ)や[多](多機能トイレ)の位置を1F到着直後に確認しておくと、同行者との待ち合わせもスムーズです。
- 支払いはタッチで:レジ前の混雑を避けるため、交通系ICやQR決済画面を事前に準備しておくと流れが止まりません。
ベビーカーや車椅子をご利用の方は、[EV]の到着方向を先に目視し、ドアの開閉向きと進行方向を合わせると乗り降りがスムーズです。
雨具で周囲が滑りやすくなるため、乗降直前に傘を畳み、[ベ]付近で整えるようにすると安全です。

ほんの少しの余裕が、駅の中でいちばんの安心につながりますよ。」
6. バリアフリー設備の位置
写真や地図がなくても迷わないように、[EV](エレベーター)・[多](多機能トイレ)・[ベ](ベンチ)の「見つけ方のコツ」を入口別にまとめました。
基本の流れは、1Fへ[EV]で降りたあと、館内サインの“飲食街名(味の小路 / AJI NO KOJI)”を優先して追うこと。数字の出口表示よりも、飲食街名の大きな文字を目印に進むと、歩数も少なく、迷う時間が減ります。
6-1. [EV] エレベーターの近道
要点:まずは1F直通の[EV]を押さえましょう。階段やエスカレーターよりも[EV]優先にすると、段差を避けながら、荷物が多い日や雨天でも安心して移動できます。
- 在来線(中央口/東口):改札を出てコンコース沿いの[EV]で1Fへ → 「味の小路 / AJI NO KOJI」サインを目印に直進。
- 新幹線(中央改札/南改札):改札外コンコースの[EV]で1Fへ → サインをたどって入口サインまで直進。
- Osaka Metro(北改札):JR連絡通路を経由し、連絡口付近の[EV]で1Fへ → サイン追従で到着。
- ピクトで判断:EVマーク+「1F」表記が目印。“のりかえ”より“1F・飲食街”の文字を優先すると迷いません。
- 行列が長いとき:30秒以上待つようなら、同じフロアの別[EV]や1Fエスカレーター+平坦動線への切り替えも◎。角では止まらず壁沿いキープが安全です。
- 待ち合わせ:[EV]を降りたすぐそばの広い通路端には[ベ](ベンチ)が設置されていることが多め。「1Fで合流→味の小路へ」の順がスムーズです。
6-2. [多] 多機能トイレ/[ベ] 休憩ベンチの目安
1Fに到着したら、まずトイレの総合案内サインと休憩スペース表示を確認しましょう。動線上にあることが多く、「先に位置を見ておく」→「帰りに使う」流れにすると、移動がスムーズです。
- [多] 多機能トイレ:トイレ案内の集合看板で車椅子ピクト+ベビーシートのマークを探します。入口が広く自動ドアの場合が多いため、通路端側からアプローチすると出入りが楽です。
- [ベ] ベンチ:柱まわりや壁面、広めの交差部に設置されがちです。人の流れを妨げない端側を選ぶと安心。濡れた雨具やキャリーの車輪は、座る前に水滴を軽く拭うと滑りにくくなります。
ベビーカーや車椅子をご利用の方は、[EV]到着時のドアの向きを確認し、進行方向を合わせて乗り降りすると動作がスムーズです。
休憩は短め・譲り合いを心がけ、混雑時は荷物を膝の上または足元の内側に。傘やカートは通行幅を確保して置くようにしましょう。
7. よくあるつまずき&対処
新大阪駅はサイン(案内表示)が多く、人の流れも速い場所です。
ここでは「表示の見落とし」と「流れが速いときの歩き方」を、写真なしでも実践できる形でまとめました。
迷ったときの合言葉はいつも同じ——「改札名 → 出口番号 → 目印(“味の小路”サイン)」です。
7-1. サインの見落としを防ぐコツ
要点:「10m先の次のサイン」を先読みして、数字(出口番号)→ 名称(味の小路/AJI NO KOJI)→ 矢印の順に確認します。
迷ったときは数字に戻る。これが一番早く立て直すコツです。
- 先読みの癖:頭上サイン・柱の案内を2枚先まで視認。最後の2語(例:「1F」「味の小路」)だけ覚えて歩くとリズムが崩れません。
- 優先順位:飲食街名(味の小路 / AJI NO KOJI)> 1F表示 > 出口番号。のりかえ表示に惑わされにくくなります。
- 表記の違い:「味の小路」も「AJI NO KOJI」も同じ行き先。英字表記だけ見えても慌てないで大丈夫。
- スマホ操作:立ち止まるときは壁側に半歩寄ってから。中央での停止は接触リスクが高まります。
- ピクトの意味:[EV]=エレベーター、[多]=多機能トイレ、[ベ]=ベンチ。ピクト(絵記号)は文字よりも早く認識できる味方です。
- 再起動フレーズ:「改札名 → 1F → 味の小路」を小声で復唱 → サインを2枚確認 → 歩行再開。このリズムを覚えると安心です。
- 「“大阪のれんめぐり”に入ってしまった」→ 改札内ゾーンです。“1F表示”と“味の小路サイン”を探して、改札外へ出てから再出発。
- 「2Fに出てしまった」→ [EV]で1Fへ。「1F+飲食街名」を優先して追うとすぐ復帰できます。
7-2. 人の流れが速い時の歩き方
基本姿勢:壁側キープ・歩幅小さめ・肘は体の横。角での停止は避け、進行方向を横切らないように気をつけましょう。
- 縦の並びを意識:同行者がいる時は縦一列に。横並びは流れを止めやすく、接触の原因にもなります。
- キャリーの持ち方:利き手側で体の内側に添わせ、混雑時の急旋回は避ける。段差やグレーチングでは車輪に注意。
- [EV]優先:エスカレーターの乗降は速度差が出やすい場面。荷物やベビーカー・車椅子は[EV]が安全です。
- 雨の日の床:濡れた床では小さく踏み、まっすぐ進む意識を。傘は垂直に持ち、しずくは壁側で払うとスマートです。
- 合流と離脱:流れに入る・抜ける時は壁側で速度を合わせてから。中央での急停止は避けて。
- 困った時:いったん壁側で立ち止まり、次のサインを2枚確認してから再出発。焦らず、少し呼吸を整えるだけで道が見えてきます。

迷ったら“数字に戻る”——それが駅歩きの魔法の呪文です。」
8. まとめ|最短・平坦・迷わないために
合言葉は「改札名 → 出口番号 → 目印(“味の小路”サイン)」。
そして、もうひとつの指針は屋内完結 × [EV]優先 × 直進基調。
この2つを意識するだけで、写真がなくても迷わず、足への負担もぐっと軽くなります。
- JR在来線:中央口/東口 → [EV]で1F → 「味の小路」サインへ直進(所要1〜5分・段差0・曲がる回数2回以内)
- 新幹線:中央改札/南改札 → [EV]で1F → 入口サインへ直進(所要2〜5分・段差0)
- Osaka Metro:北改札 → JR連絡通路 → 連絡口の[EV]で1F → 「味の小路」サイン(所要4〜6分・段差0)
- 先読み:サインは2枚先まで見る(数字→名称→矢印)。迷ったら数字に戻るのが最短リセット。
- 立ち止まる場所:壁側に半歩寄る。角の手前や中央での停止は避けましょう。
- 小休止:1Fに着いたら、まず[ベ](ベンチ)と[多](多機能トイレ)の位置をチェック。安心して動けます。
「“数字に戻る・壁側を歩く・サインを信じる”——この3つを覚えておけば、
新大阪の構内ももう怖くありません。きっと安心して“味の小路”にたどり着けますよ。」