最終更新:2025年9月19日

「大阪万博、行く予定だけど…雨予報!?🌧️」
そんな時でもご安心を。
“屋内パビリオン+屋根付きルート”を上手に活用すれば、傘なしで快適に楽しめます!

会場には、全天候対応の大型シアターや、アーケードで繋がるマーケットエリア、
さらに濡れずに移動できる「グランドリング(大屋根)」も整備されています。
※グランドリングの概要・規模は公式解説をご覧ください。

本記事では、2025年9月時点の公式情報公式マップ公式アプリ気象庁・大阪府の天気予報)をもとに、
■傘いらずの動線マップ
■雨の日でも空いてる時間帯
■温かい“温活グルメ”スポット

など、雨でも楽しめる完全ルートガイドをお届けします!

梅雨シーズンも、台風予報の日も。
「濡れゼロ」万博で未来体験を満喫しましょう♪

※本記事は2025年9月の最新情報に基づいて作成しています。
ウォータープラザの水上ショーは2025年7月11日に再開済みです(最新の運用は 公式お知らせをご確認ください)。
パビリオンの開場時間・当日券や夜間入場枠の取り扱い・荒天時の運用などは、 EXPO 2025 Visitors(公式アプリ)または 公式サイトで随時ご確認ください。

1. 雨の日でも快適に楽しめる万博の理由

1-1. グランドリング(大屋根)と連絡デッキの構造

大阪・関西万博の大きな強みは、雨の日でも濡れにくい会場設計です。
会場を取り囲む「グランドリング(大屋根)」は、外径約675m・幅約30m・高さ約12m(外側約20m)の木造大屋根で、主動線と滞留空間を一体化。
雨風や日差しを遮りつつ、パビリオン間の移動をスムーズにします。 (仕様の詳細は公式解説を参照)

  • 屋根のスケール:幅 約30m外径 約675m(歩行者デッキ「スカイウォーク」部は高さ 約12m
  • 機能:主動線+滞留空間(ベンチ・一部店舗も屋根下に配置)で、雨天時も移動・休憩が容易
  • アクセス:西・東ゲートやEast Gate Market Placeとも連絡し、傘をほぼ使わずに往来可能

この大屋根と連絡デッキを活用すれば、「ゲート → 屋内パビリオン」の移動を雨に濡れずに組み立てられます。

1-2. 雨天時の混雑パターンと回避のコツ

雨天日は屋外よりも屋内ゾーンに来場者が集中しがちです。
開幕初日(2025年4月13日)は悪天候下でも約11万9千人が来場。夏以降は1日14〜17万人台となる日も見られ、共用エリアはランチ前後に混雑のピークを迎えます。

時間帯 屋内混雑 屋外混雑 傾向
9:00-10:30開場直後は屋内に流入
11:00-13:30▲ピーク昼食・雨宿り目的で大混雑
13:30-16:00分散が進み行列が緩和
17:00-閉場家族連れの帰宅で快適度が回復

実践策はシンプル。「午前=大型館→昼前=屋内カフェで待避→午後=体験系へ再スタート」という順序にするだけで、待ち時間を大きく抑えつつ濡れずに回遊できます。

キャラクター
グランドリング(大屋根)を使えば傘いらず♪
雨の日は“時間帯の選び方”がカギですよ〜!」

2. 濡れない動線マップ|屋根付きルート完全版

雨の日でも快適に移動できる——それが大阪・関西万博の強みです。
会場を取り囲むグランドリング(大屋根)の下を活用すれば、メインゲートから主要パビリオンまでほぼ屋根続きの動線で移動できます。
マップは必ず公式マップで最新を確認してください(施設・動線は更新される場合があります)。
グランドリング解説(公式)会場マップ(公式)

ここでは、「午前に攻略しやすい西ゲート発ルート」「昼前〜午後に有利な東ゲート発ルート」を、距離の目安・休憩ポイント込みでご紹介します。
※距離・歩数は目安。混雑・規制で変動します。

2-1. 西ゲート→グランドリング北半周コース

所要:徒歩 約900m前後|想定歩数:1,200〜1,400歩
シャトル到着後は西ゲートから入場。グランドリング(北側)の屋根下を使えば、小雨〜強雨でも傘いらずで主要館へアクセスできます。

  1. 西ゲート → 屋根下で北側へ
  2. 日本館(上映中心の屋内体験)
  3. スイスパビリオン(インタラクティブ展示)
  4. 北側リングのカフェ・休憩エリア(屋根下・屋内席あり)
  5. JAXA常設展示(全天候型の映像体験)

例えば、10:10 日本館 → 11:40 カフェ休憩の流れなら、濡れずに約90分で4スポットを回遊可能。
混雑の波に乗らない“濡れないゴールデンルート”です。
日本館:公式サイト/スイス館:公式ページ/JAXA:公式特設

西G ─── 日本館 ─── スイス館 ─── 〔カフェ休憩〕 ─── JAXA ─── 〔北リング休憩〕
│ ← 屋根下動線(グランドリング北側:約900m目安) → │

補足:雨が強い時間帯は、場内バス「e Mover」を併用すると負担軽減。
1回券400円/1日乗り放題1,000円(キャッシュレス等の条件は公式案内をご確認ください)。
大阪メトロ公式:e Mover 乗車券e Mover サイト

2-2. 東ゲート→“東側マーケットプレイス”直行コース

所要:徒歩 約600m前後|想定歩数:800〜1,000歩
午後からの訪問や、昼前に雨が強まりそうな日に有利。東ゲートから伸びるアーケード状の屋根下を活用し、東側の飲食・物販エリア(リングサイドマーケットプレイス東 等)へ直行して雨宿り&ランチを確保します。

  1. 東ゲート → 屋根下動線(約200m目安)
  2. 東側マーケットプレイス(飲食フロア)で屋内席を確保
  3. (例)国際参加館エリア:EU 共同館 ほかの屋内展示へ

11:45までに飲食フロアへ到着すると、混雑ピーク前に屋内席を確保しやすく、その後の回遊もスムーズ。
東側の飲食・物販エリアは公式の営業施設発表に掲載があります(各店の詳細は公式アプリで更新)。
会場内営業施設の出店者決定(公式)営業施設の情報公開(公式)

キャラクター
「午前は“日本館〜JAXA”の北ルート、午後は“東側マーケットで雨宿りランチ”♪
天気と時間帯でルートを切り替えるのがコツですよ〜☔」

3. 屋内パビリオン10選&回り順

雨の日に「並ばず・濡れず・満喫」を叶えるため、
■大型シアター系 ■体験型・没入型 ■ミニシアター/展示の3タイプで、
屋内パビリオン10選+推奨の回り順をご提案します。

回遊は午前▶昼休憩▶午後▶夕方の時間ブロックで構成。
待ち時間や入場方法は公式アプリで常に更新されるため、現地では
EXPO 2025 Visitorsから最新情報をご確認ください。

3-1. 大型シアター系 3館(午前が狙い目)

回る順パビリオン(公式)ジャンルおすすめ時間帯TIP
① 10:05 日本館 大型映像・展示 午前 入場方法・観覧枠は当日アプリで要確認
② 10:50 パナソニックグループ「ノモの国」 没入型・演出体験 午前 事前の特設サイトで世界観チェックが便利(特設
③ 11:40 中国パビリオン 映像・展示 午前後半 テーマは「自然と共に生きるコミュニティ」

3-2. 体験型・没入型 4館(午後スタート)

回る順パビリオン(公式)ジャンルおすすめ時間帯TIP
④ 13:40 カタールパビリオン インタラクティブ展示 午後 隈研吾氏設計。導線の良い屋内展示で天候に左右されにくい
⑤ 14:20 フランスパビリオン 没入演出・展示 午後 公式サイトでも最新イベント情報を公開(外部サイト
⑥ 15:05 サウジアラビアパビリオン 没入型展示 午後 文化・都市の物語を体験的に探る構成
⑦ 15:50 JAXA常設展示 スペースシアター・展示 午後〜夕方 月・火星探査をテーマに高精細映像を上映

3-3. ミニシアター&展示 3館(夕方にゆったり)

回る順パビリオン(公式)形式おすすめ時間帯TIP
⑧ 17:10 EUパビリオン ミニシアター+展示 夕方 「新欧州バウハウス」を軸にした表現が特徴
⑨ 17:40 インドネシアパビリオン 映像・文化展示 夕方 船を象った外観。文化・未来を横断する展示
⑩ 18:15 オーストリアパビリオン 展示+音楽演出 夕方 テーマは「未来を作曲」。屋内中心で雨天でも快適

この順番で回ると屋根下動線を優先でき、屋外移動を最小化できます。
※実際の待ち時間・入場方法・運用は当日変動します。来場直前/滞在中は必ず公式アプリでご確認ください。

キャラクター
「大型▶体験▶ミニの3ステップで、
雨でも“濡れずに”感動を重ねていきましょう。
仕上げは夕方の静かな展示で余韻をどうぞ♪」

4. 雨の日フード&カフェ休憩スポット

4-1. 屋内フードホールとピーク時間の目安

雨天時は屋外の屋台・フードトラックが当日判断で縮小/休止になることがあり、
屋内フードホールやカフェに人流が集中します。営業施設の最新情報や営業時間は公式アプリで随時更新されます。
営業施設の一覧・出店概要:会場内営業施設のお知らせ(公式) / デジタルマップ・店舗確認:会場マップ(公式)

西G ─┬─ 北側リングのカフェ/休憩エリア(屋根下・屋内席あり)
      │
      ├─ グランドリング沿いのフードコート(屋根下導線でアクセス)
      │
      └─ 東側マーケットプレイス(飲食エリア 多店舗) ─ 東G
  
エリア席規模の目安11-12時12-13時13-14時
東側マーケットプレイス(飲食)▲ 混雑
グランドリング沿いフードコート
北側リングのカフェ/休憩小〜中

おすすめの休憩プラン:
11:15までに東側マーケットプレイスで屋内席を確保(混雑ピークを前倒し回避)
・昼食後はグランドリング北側のカフェで小休止 → 午後の回遊へ

4-2. 雨でもぽかぽか!“温活系”メニューの例

雨天時は体が冷えやすく疲労も出やすいため、スープ・煮込み・ホットドリンクのような“温活系”メニューが快適。
具体的な提供店舗・価格は日ごとに変わるため、公式アプリの店舗ページで最新を確認してください。

  • クラムチャウダー/ポタージュ系スープ(温かく満腹感も得やすい)
  • 牛すじ味噌煮・シチューなどの煮込み(身体の芯から温まりやすい)
  • アジア麺(フォーなどのスープ麺:消化にやさしく回遊前後でも負担が少ない)
  • チーズ系ホットサンド/バーガー(提供が比較的速く、屋根下で食べやすい)
  • 生姜・黒糖・シナモンを使ったホットドリンク(冷え対策・リラックス)

公式のショップ/物販では、レインポンチョ・雨具・暑熱対策グッズの取り扱いもあります(在庫・取扱は日々変動)。
会場内オフィシャルストア(公式)

キャラクター
「屋根下で“席を先に確保 → 注文”が雨の日の鉄則。
スープや煮込みで体を温めて、午後の回遊に備えましょう♪」

5. レインギア・サービスQ&A

5-1. 傘シェア(アイカサ)の使い方と設置駅

Q:急な雨…駅で傘をすぐ借りられる?
A:はい。Osaka Metroの14駅・17か所傘のシェアリング「アイカサ」が設置されています。料金は24時間140円(目安)。
設置駅や最新状況はOsaka Metroの案内および設置一覧をご確認ください。アプリはアイカサ公式から。

会場内での常設無料ポンチョ配布は公表なし。必要な雨具は各自ご用意のうえ、在庫は現地や公式アプリで随時確認を。
EXPO 2025 Visitors(公式アプリ)

5-2. 手荷物配送・ロッカー(駅/会場)

Q:スーツケースはどうする?
A:会場外の公式クロークで手荷物預かり・当日配送に対応しています。ecbo cloak 特設から予約し、例えば桜島駅・弁天町駅などに預けて身軽に入場を。詳細は協会資料(PDF)をご確認ください。

Q:会場ロッカーはある?
A:ゲート周辺に小型中心のロッカーが設置。数や位置は変動するため、混雑時は駅ロッカーや上記クローク併用が安心です。位置は会場マップ(公式)で確認できます。

5-3. ベビーカー/車いす・パーソナルモビリティ

ベビーカー:貸出は迷子/ベビーセンターで取扱い。ベビーカー用の雨具貸出はありません
公式FAQ:ベビーカーの貸し出し公式FAQ:ベビーカー用の雨具

車いす:電動車いすのレンタルはありません。手動車いすを東西アクセシビリティセンターで貸出。希望者が多く待ち時間が生じる場合あり。
公式FAQ:電動車いすはレンタルできますか協会お知らせ:貸出混雑のお願い

パーソナルモビリティ(電動カート):会場内で無料・当日貸出の一人乗りカートを運用。予約不可、利用条件や運用は変更の可能性があるため当日案内を確認しましょう。
公式解説:パーソナルモビリティ公式FAQ:利用方法・対象者

5-4. 場内移動バス「e Mover」の乗りこなし

Q:雨が強いとき、歩かずに移動できる?
A:会場外周を巡る「e Mover」が便利。1回400円1日乗り放題1,000円
チケットはe Mover公式Osaka Metroリリースをご確認ください。

  • 運行:おおむね3〜5分間隔(通常便)。自動運転便は同日予約制で日中運行。
  • 購入:e METROアプリ事前購入または停留所で現地決済。
  • 対象:3歳以下・障がい者手帳所持は無料(同伴者は通常料金)。
  • 雨の日Tip:ベビーカー・車いすの乗車可。ピーク時は待機案内あり。

ルート・停留所・最終便時刻は当日案内を確認してください(英日版の運行詳細あり)。
e Mover(公式・日本語)公式FAQ:最終便(英語)

キャラクター
「雨具は“駅でアイカサ”+“屋根下ルート”。
人が増える時間は e Mover を賢く使って、濡れずにスイスイ回りましょう♪」

6. 雨天・荒天時の安全ガイド(雷・強風・一時閉鎖)

天候が急変した際は、場内放送・スタッフ指示・公式アプリの通知に従い、屋根下・屋内へ早めに移動してください。
会場では気象状況に応じて、一部エリアの立入規制・屋外イベントの中止・営業時間の短縮や閉場が行われる場合があります。
(台風等の風水害への対応方針)公式FAQ

6-1. 雷が接近したら(落雷対策)

  • 大屋根リング上や「静けさの森」中央部など、落雷リスクが高い場所からは早めに退避します。(公式FAQ)
    万博の雷対策(公式FAQ)
  • 屋内・屋根下へ移動し、金属柵や高い構造物から距離を取ります。必要に応じて立入制限が実施されます。
    防災実施計画(概要版)の落雷時対応記載。
  • 屋外演出・ショーは中止・延期となる場合があります(運営判断)。公式FAQ

6-2. 強風・台風接近時

6-3. 交通機関が止まり来場できない場合

交通障害などで会場に到着できない場合は、来場日時予約の変更をご検討ください。
協会の責に帰すべき事由による中止等、払戻しを認める場合は払い戻しが行われます(旅費・宿泊費などの付随費用は補償対象外)。
【来場日時予約】悪天候時の取扱い(公式FAQ)

6-4. 直前チェックリスト

キャラクター
「雷が近づいたら“高所から離れ、屋根下へ”。
強風の日は傘よりレインコート。まずは公式の当日情報と気象庁の警報をチェックしましょう。」

7. まとめ|雨でも“濡れゼロ”で未来を体感!

2025年9月現在、大阪・関西万博の会場は、グランドリング(大屋根)を中心とした 雨に強い動線設計が特長です。
屋根下ルート×屋内パビリオン×実用サービスを組み合わせれば、天候に左右されずに快適な一日を組み立てられます。

本記事の「雨でも快適5大攻略ポイント」

  1. グランドリング(大屋根)活用:主要エリア間をほぼ屋根下でスムーズに移動。
    大屋根の公式解説会場マップ
  2. 屋内型パビリオンの時差回遊:午前は大型シアター、午後は体験・展示へ。混雑の波をずらす。
  3. ランチは“早め確保”東側マーケットプレイスなど屋内飲食エリアで11時台に席を押さえ、ピークを回避。
  4. “温活系”メニューで体をケア:スープ、煮込み、ホットドリンクで冷え対策。回遊の集中力が続きます。
  5. 雨具&荷物の段取り傘シェア(アイカサ)や駅クロークを活用し、身軽に屋根下ルートへ。
    Osaka Metroのアイカサ案内

仕上げに、当日の運用・混雑は公式アプリで必ずチェックを。
直前の天気は気象庁の予報・降水短時間予報もあわせて確認するのが安心です。
EXPO 2025 Visitors(公式アプリ)大阪府の天気予報(気象庁)降水短時間予報(気象庁)

キャラクター
「雨の万博は、屋根下動線と作戦勝ち。
天気を味方に、静かで上質な展示時間を楽しみましょう♪」

\ 雨でも上手に回れば、心地よさは“晴れ以上”。さあ“濡れゼロ万博”へ! /

8. 参考:公式情報リンク集(マップ/アプリ/アクセシビリティ/運営のお知らせ)