最終更新:2026年2月3日

「楽しかったジブリパーク!……でも、スマホの万歩計を見てびっくり(笑)」

広大な愛・地球博記念公園を歩き回った帰り道。バスや電車に揺られて名古屋駅に着く頃には、「正直、もう一歩も歩きたくない」というのが本音ではないでしょうか。
でも、せっかく名古屋に来たなら「美味しいもの」で締めくくりたいし、家族へのお土産も買いたいですよね。

しかし、名古屋駅は「迷駅」と呼ばれるほどの巨大ダンジョン。疲れた体で人混みをかき分け、お店の前で1時間も立って待つのは、40代以上の大人には苦行でしかありません。

そこでこの記事では、「ジブリパーク帰りの疲労困憊な体」でも無理なく行ける、最短ルートの休憩・食事スポットを提案します。
「行列ゼロ」はお約束できませんが、「極力並ばず、確実に座れて、移動距離が短い」お店だけを厳選しました。

▼「あと15分で新幹線!」と時間が切羽詰まっている方はこちら
今のあなたが優先すべきは「近さ」と「速さ」です。改札直近の店はこちらで確認してください。

名古屋駅|ESCA&タワーズで“乗換え15/30/45分”完結【座れる/静か/名古屋めし】

逆に、「まだ元気がある」「明日も名古屋観光だ」という方は、以下の記事で楽な観光プランを予習しておくとスムーズです。

50代からの名古屋旅行:”楽に”楽しむための5つのポイントと絶品グルメ

結論:名古屋駅で迷わない「3つのルール」

お疲れのあなたへ(3行まとめ)

疲れている時は、無理に「有名な店」を探して歩き回らないのが鉄則です。 ジブリパークからの帰路(到着場所)によって、行くべきエリアは自動的に決まります。 以下の3つのルールを守れば、迷わず「座って」美味しいご飯にありつけますよ。

  • ✔︎ ルール1:到着口で店を決める
    (バス・地下鉄・JR・名鉄/近鉄、それぞれの「真上」か「地下」が正解)
  • ✔︎ ルール2:ピークを外すか、回転率で選ぶ
    (予約不可なら「席数が多い店」か「隠れ家」を狙う)
  • ✔︎ ルール3:デパ地下を“ゴール”にする
    (人混みのコンコースを避け、食事も土産も同じビルで完結させる)

1. 到着口別:いちばん歩かないルート

名古屋駅の簡易マップ。4つの到着口からそれぞれの推奨エリアへの最短動線を矢印で示した図

「名古屋駅に着いた! さあ、ご飯はどこ?」
ここでスマホを取り出して検索し始めるのは、正直おすすめしません。

なぜなら、現在地から離れた人気店を目指すと、「人混みをかき分ける移動」+「店前での行列」のダブルパンチで、残りの体力を完全に奪われるからです。

鉄則はシンプル。「到着したビルの『真上』か『地下』で済ませる」こと。
あなたが今いる場所に合わせて、以下のルートを選んでください。

直行バス(名鉄バスセンター)で着いた方

ジブリパークからの直行バスが到着するのは、名鉄百貨店メンズ館のビル(3F/4F)です。
ここからJRの駅ビルへ移動しようとすると、最も混雑するエリアを通ることになります。

【正解ルート】
バスを降りたら、そのまま連絡通路を通って「名鉄百貨店 本館9階」のレストラン街へ上がってください。
ここは、嘘のように時間がゆっくり流れています。広々とした椅子席が多く、大人の隠れ家的なエリアです。

地下鉄(東山線)で着いた方

藤が丘経由で地下鉄に戻ってきた場合、到着するのは駅の北側寄りの地下です。
改札を出てすぐ目の前にあるエスカレーターで、「JRセントラルタワーズ」または「JRゲートタワー」の12・13階へ直行しましょう。

「タワーズなんて一番混んでるじゃん!」と思うかもしれませんが、狙い目は13階の奥まったエリアや、少し単価の高いお店。「並ぶくらいなら千円多く払って座りたい」という大人の選択肢がここにあります。

JR(新幹線・在来線)で着いた方

JRで到着した場合、構内(コンコース)の人通りが最も激しいです。ここを彷徨うのは危険です。

【正解ルート】
新幹線口(太閤通口)に近いなら地下街「エスカ」へ。ただし、矢場とんなどの有名店は激混みなので避けます。
在来線や桜通口に近いなら、迷わず「タワーズのエレベーター」に乗って上へ逃げてください。地上の混雑を眼下に、優雅に食事ができます。

名鉄・近鉄電車で着いた方

電車で戻ってきた場合、改札は地下にあります。
ここもJR方面へは向かわず、「名鉄百貨店」のエレベーターで9階へ上がるのが最短かつ最適解です。

実は、名鉄と近鉄は地下で繋がっているので、雨の日でも一歩も外に出ずにレストランフロアまで移動できるのが嬉しいポイントですね。

キャラクター
「わざわざ移動しない」のが疲れを残さないコツ!着いた場所にあるデパートの上を狙うのが、一番ハズレがないよ。

2. 並ばず座れる「名古屋メシ」だけ厳選

落ち着いた雰囲気のレストランの入口。暖簾がかかり、ショーケースに味噌カツやひつまぶしのサンプルが並んでいる

「せっかく来たから有名店で食べたい」
その気持ちは痛いほど分かりますが、ガイドブックに載っている本店クラスは「90分待ち」がザラです。疲れた足でそれは耐えられませんよね。

ここでは、味は一級品なのに、「席数が多く回転が早い」または「観光客が見落としがちな立地」にある、大人のための穴場を紹介します。

ひつまぶし(席数・提供スピード重視)

うなぎは焼くのに時間がかかるため、どうしても回転が悪くなりがちです。狙い目は「駅直結ビルの中にある、席数の多い店」です。

おすすめ:ひつまぶし 稲生(いのう)
(場所:エスカ地下街)
エスカ店は新幹線改札から近く、回転率が比較的早いです。

おすすめ:まるや本店 名駅店
(場所:名鉄百貨店 本館9F)
バスで到着した方はここ一択。確かに人気店ですが、整理券を発券して同フロアで買い物をしながら待てます。「並んで立っていなくていい」だけで、体感の疲労度は段違いですよ。
※名駅店は名鉄百貨店の閉館に伴い、2026年2月28日(土)をもって閉業予定です。

味噌カツ(疲れていても食べやすい店)

こってりした味噌カツは、疲れた胃には重いかも…と心配な方も多いはず。
有名店「矢場とん」も素晴らしいですが、並ばずに落ち着いて食べるなら、デパートのレストラン街にある「和食店の味噌カツ御膳」という選択肢もアリです。

おすすめ:みそかつ 矢場とん(名鉄店)
あえて矢場とんに行くなら、エスカ店(激混み)ではなく名鉄店(本館9F)へ。店内が広く、テーブル席もゆったりしています。
「鉄板とんかつ」は熱気ですごい迫力ですが、キャベツとお茶で一息つける空間は確保されています。

キャラクター
疲れている時は「鉄板」メニューよりも、普通の「お皿」で出てくる定食の方が、猫舌の人やゆっくり食べたい人には優しいかもね(笑)。

麺・丼(きしめん)=最終手段の“速い・軽い”

「もうガッツリ食べる体力もない…」
そんな時の救世主が、名古屋名物「きしめん」です。つるっとした喉越しは、疲れた体に優しく染み渡ります。

おすすめ:驛釜(えきかま)きしめん 中央通り
(場所:JR名古屋駅 中央コンコース内)
改札近くで迷いにくく、席数も多いので回転が早いのが強みです。お出汁の香りに癒やされてください。

なお、「もっと急いでいる!」「立ち食いでもいいから15分で済ませたい」という方は、こちらの記事で改札激近のお店を特集しています。

【正直枠】並ぶなら“ここだけ”、それ以外は回避

最後に、プロとして正直なアドバイスを。
もし、お目当ての店が「60分以上の待ち」だったら、勇気を持って諦めましょう。

その代わりに私がおすすめするのは、「天むす」や「味噌カツサンド」をテイクアウトして、新幹線の座席で宴会することです。
無理して並んでイライラして食べるよりも、靴を脱いでリクライニングを倒し、ビール片手に車窓を眺めながら食べるお弁当の方が、何倍も「良い思い出」になります。

「並んででも食べる価値がある」のは、あなたが元気な時だけです。今日のあなたは、十分頑張りましたから。

3. お土産:コンコース回避で買う(デパ地下を使い倒す)

デパ地下の和菓子売り場。ショーケースにきれいに並んだお菓子と、混雑していない通路

駅構内(中央口改札前)にある巨大なお土産売り場「PLUSTA名古屋中央(旧:グランドキヨスク名古屋)」。品揃えは最強ですが、夕方のレジ待ちはテーマパーク並みの行列です。
ジブリパークで歩き疲れた足で、あそこに並ぶのは「最後にして最大の試練」と言っても過言ではありません。

そこでおすすめなのが、「駅直結のデパ地下」へ逃げ込む作戦です。
実は、駅構内の大型売店に売っている有名なお土産のほとんどは、デパ地下の各店舗でも購入可能です。しかも、こちらの方が圧倒的にゆったり選べます。

名鉄・高島屋の“売り場の使い分け”

名古屋駅には2つの巨大なデパ地下がありますが、目的によって使い分けるのが正解です。

  • ジェイアール名古屋タカシマヤ(B1F)=「王道・トレンド」
    「赤福」「坂角総本舖(ゆかり)」など、誰に渡しても恥ずかしくない定番が揃います。ただし、ここも人気エリア(特に赤福周辺)は混み合うので、通路奥の店舗を狙うのがコツです。
  • 名鉄百貨店 本店(B1F)=「通好み・ゆったり」
    こちらは比較的人が少なく、通路も歩きやすいです。「両口屋是清」や地元の和菓子店など、渋いけれど確かな味が揃っています。ゆっくり試食を勧められる余裕があるのも、こちらの魅力ですね。
キャラクター
会社へのバラマキ土産なら高島屋、自分や家族用にじっくり選ぶなら名鉄、という使い分けがおすすめだよ!

重い荷物は持たない!賢い「買い忘れ」対策

「デパ地下まで行く体力も残っていない…」
「買い忘れたものがあるけど、もうレジに並びたくない」

そんな時は、無理に買おうとせず、「新幹線のホーム上の売店」を頼ってください。
品数は減りますが、主要な銘菓や手羽先、天むすはしっかり置いてあります。改札下のコンコースに比べて、ホーム上の売店は驚くほど空いています。

また、本当にかさばるものや重いものは、帰りの車内でスマホからポチる(ネット通販)のも、現代の賢い旅行術。
「お土産を買わなきゃ」というプレッシャーで、最後の最後に疲れ果ててしまわないようにしてくださいね。

4. 滞在時間別:次に読む記事(内部リンク集)

ここまで「疲労困憊で、とにかく歩きたくない方」に向けた最短ルートをご案内してきました。
ですが、中には「意外と新幹線まで時間がない!」という方や、「今日は名古屋泊まりで、明日観光する予定」という方もいらっしゃるでしょう。

あなたの現在の状況に合わせて、以下の記事も役立ててください。

「あと15分で新幹線!」と焦っている方へ

この記事で紹介したデパートのレストラン街は、移動に少し時間がかかります。「もう改札に向かわないと間に合わない!」という切羽詰まった状況なら、改札から徒歩1〜2分圏内の情報に特化したこちらの記事が命綱になります。

「明日は名古屋観光」という方へ

もし明日も名古屋を楽しむ予定なら、50代以上の大人が無理なく回れる観光ルートを知っておきませんか?
体力温存しながら名所を巡るコツをまとめています。

キャラクター
自分の残り体力と時間に合わせて、最適なプランを選んでね!無理は禁物だよ〜。

まとめ:帰りの新幹線まで、座って余韻に浸ろう

ジブリパークでの魔法のような時間は、帰りの移動で台無しにしたくないですよね。
今回ご紹介した「到着口の真上か地下を目指す」というシンプルなルールさえ守れば、あの複雑な名古屋駅でも人混みに揉まれずに済みます。

  • バスで着いたら「名鉄百貨店の9階」
  • 地下鉄・JRで着いたら「タワーズの13階」
  • お土産はコンコースではなく「デパ地下」で優雅に選ぶ

これだけで、あなたの旅の締めくくりは「疲れた…」から「最後まで美味しかった!」に変わるはずです。

どうぞ、帰りの新幹線や特急では靴を脱いで、ゆっくり足を休めてください。
スマホの写真フォルダを見返しながら、今日の思い出に浸る時間が持てますように。