最終更新:2025年12月6日

クリスマスのUSJ、街中がキラキラ輝いていて、歩いているだけで幸せな気分になりますよね。あの大きなツリーを目の前にすると、いくつになっても心が躍ります。

でも、正直に言っちゃいますね。
この時期のパーク、「何か食べるだけで一苦労」になりやすいんです……(汗)。

チュロス1本買うのに60分待ち、なんて行列を見て、「もうお腹空いたけど我慢しようか」と諦めた経験、ありませんか? 寒い中、立ったまま長時間待つのは、私たち大人世代の体力には結構こたえますよね。

ちなみに、パーク全体の混雑予想や空いている日が知りたい!という方は、以前詳しくまとめた USJクリスマス混雑予想カレンダー【2025-2026】|空いてる曜日・時間帯と回避ルート も合わせてチェックしていただきたいのですが、今回はアトラクションの情報はあえて置いておき、徹底的に「クリスマスの食」に特化した攻略法をお届けします!

広いパーク内で迷わないための「エリア別メニュー」の整理はもちろん、並ばずに注文できる「モバイルオーダー(対象店のみ)」の活用術、そして大人がゆったり座って食事できるレストランの選び方まで。
「美味しくて、楽できる」ポイントを、できるだけわかりやすくまとめました。

事前に「どこで何を食べるか」を決めておくだけで、当日の余裕が全然違いますよ。
さあ、温かいドリンクと美味しいフードで、心も体も満たされる素敵なクリスマスを過ごしましょう!

この記事でわかること

この記事のポイント

USJのクリスマスフードは「事前準備」が9割!
寒空の下で並ばずに、大人がスマートに美食を楽しむための「場所別ガイド」と「工夫」をまとめました。

  • ✔︎ 【エリア別】絶対に外せない2025年冬の限定フード
  • ✔︎ 60分待ちを回避!「モバイルオーダー」の対象店と使い方
  • ✔︎ 喧騒を離れて休憩できる「大人の隠れ家レストラン」3選
  • ✔︎ 持ち帰り(テイクアウト)はできる?基本ルールと裏技

1. 2025年冬の限定フード、まずは「エリア別」に把握しよう

USJのフードは「どこで売っているか」を知らないと、広いパーク内を無駄に歩き回ってしまいがちです。特にクリスマス期間は混雑しやすいので、移動だけで体力を消耗してしまいますよね。

まずは、「ここだけは押さえておきたい」という人気エリアの“冬らしいメニュー”を整理しておきましょう。

1-1. 【ニンテンドー・ワールド】見た目も味も本気!キノピオ・カフェの冬メニュー

マリオの世界に入り込める「スーパー・ニンテンドー・ワールド」。このエリアにある「キノピオ・カフェ」は、見た目の可愛さフードの満足感の両方を狙える人気店です。

冬の時期は、グラタン系・シチュー系などの温かいメニューが登場することが多く、冷えた体をホッとさせてくれます。
キノコ形の器に入ったスープや、白いソースで“雪っぽさ”を演出したメニューなど、運ばれてきた瞬間に思わず「わぁっ!」と声が出るビジュアルなのも魅力です。

ただし、エリア入場が整理券/入場制限になる日もあります。さらにレストランも混みやすいので、エリアに入ったら最初に店舗前で「待ち時間」や「案内方法(整理券の有無)」を確認するのがおすすめです。

キノピオカフェの冬向けメニューイメージ。温かいシチューや白いソースの料理が並ぶ

※メニュー内容・提供形態はシーズン/年により変わる場合があります。最新のラインナップは当日、公式アプリの店舗情報でご確認ください。

1-2. 【ハリー・ポッターエリア】冷えた体に染みる…冬のホットドリンク&プレート

冬のUSJで雰囲気を味わうなら、雪景色の演出が入ることもあるホグズミード村(ハリー・ポッターエリア)は外せません。
ここで人気なのが、冬に嬉しいホット系ドリンクです。

定番の「バタービール」も、季節によっては温かい提供(ホット系)や冬向けアレンジが登場することがあります。甘い香りと温かさで、冷えた体がゆるむ感覚がたまりません。
記念にしたい方は、カップ(マグ)付きの扱いがあるかも含めて、メニュー表示をチェックしてみてください。

食事なら「三本の箒(ほうき)」へ。
クリスマス時期は、大皿系のセットや季節限定プレートが登場する年もあります(名称は年により変動)。ロースト系のメインや温野菜など、“体が温まる系”をシェアできると満足度が高いです。

キャラクター
「魔法界の料理って高いイメージがあるけど、ボリュームがあるからシェアすると意外と満足度が高いんだよね!」

1-3. 【ミニオン&ニューヨーク】手軽に食べ歩き!写真映えするクリスマス・カートフード

「レストランに入るほどじゃないけど、小腹が空いた」
そんな時は、パーク各所にあるフードカートが頼りになります。

ミニオン・パーク周辺は、キャラクター系のフードや冬向けの限定フードが出やすいエリア。サンタ風の見た目など、写真映えが強いメニューが見つかることも多いので、食べる前に記念撮影しておくと楽しいです。

また、ニューヨーク・エリアのマーケット周辺は、ホットワイン系・スープ系などの「大人向け食べ歩きフード」が並ぶことがあります。ただ、この周辺は夕方以降に混みやすい傾向があるため、ゆっくり見たいなら15時台までを目安に動くのがおすすめです。

※カートは営業終了が早い日や、場所が移動する場合があります。販売場所・営業時間は当日、公式アプリでの確認が確実です。

2. 行列回避!賢い購入テクニックと「モバイルオーダー」

USJのフード体験を「苦行」にしないための最大の武器は、情報戦です。特に大人世代は体力温存のためにも、“文明の利器”をフル活用して賢く立ち回りましょう。

2-1. 並ばずに受け取る!「モバイルオーダー」対象店舗と使い方のコツ

「レジで注文するために30分並び、商品受け取りでさらに10分…」という状況を避けやすいのが、USJ公式アプリの「モバイルオーダー」です。
対象店舗は時期や運用で変わりますが、「スヌーピー・バックロット・カフェ」や「メルズ・ドライブイン」などの人気店が対象に含まれることもあります(※当日のアプリ表示が最優先)。

基本の流れはシンプルで、アプリでメニュー選択 → 決済 → 受け取り時間を選択するだけ。指定時間に店舗へ向かい、案内に従って受け取ります。
寒い屋外や人混みの中で長時間待たなくていいのは、本当にありがたいですよね。

コツは「パークに入ったら早めに、昼食(または夕食)の受け取り枠を確保すること」です。人気の時間帯は埋まりやすいので、午前中のうちにアプリを開いて、希望時間が残っているかチェックしておくと安心です。

スマホでUSJ公式アプリのモバイルオーダー画面を操作している手元のイメージ

※モバイルオーダーの対象店舗・受付時間・受け取り方法は変更される場合があります。当日の表示(公式アプリ/店舗掲示)に従ってください。

2-2. 食べ歩きカートの「狙い目」はパレード中?混雑回避のタイムスケジュール

一方、チュロスやポップコーンなどの「フードカート」はモバイルオーダー対象外のことが多く、基本的には並ぶ必要があります。
ただし、ここにも“勝てるタイミング”があります。

狙い目の一つが、「大規模ショー/パレードの開催中」
多くのゲストがパレードルートに集まるため、ルートから外れた場所のカートや、移動動線上にあるカートは、タイミングによって列が短くなることがあります(※場所によって例外あり)。
「パレードは遠目に見えればOK」という割り切り派の方は、その時間にサッと買うのも手です。

もう一つの鉄則は、食事時間をずらすこと。12時台は混みやすい一方、11時前14時以降は待ち時間が短くなる日もあります。
混雑の波や、空いている時間帯の考え方は、こちらの記事でも解説していますので、一日の動き方をシミュレーションする参考にしてくださいね。

USJクリスマス混雑予想カレンダー【2025-2026】|空いてる曜日・時間帯と回避ルート

キャラクター
「モバイルオーダーって難しそうだけど、要は“席の予約”じゃなくて“料理の予約”なんだね!これなら焦らなくて済みそう!」

3. 大人の休憩に。落ち着いて食事ができるレストランおすすめ3選

賑やかなパークの雰囲気は楽しいですが、人混みの中に長時間いると、どうしても「静かな場所で座りたい……」となりますよね。特に冬は暖房の効いた室内で、コートを脱いで一息つく時間が絶対に必要です。

ここでは、大人がゆっくり寛げる「屋内で座れるレストラン」を厳選しました。
なお、一部のレストランは「レストラン優先案内(予約・当日受付)」の対象になることがありますが、対象店舗・受付方法・開始タイミングは変更される場合があります。来店前に公式アプリ/公式サイトで必ず最新情報をご確認ください。

3-1. パークサイド・グリル(本格エイジング・ビーフで優雅なランチ)

「今日はちょっと贅沢しよう」と決めているなら、迷わずここです。
パークのラグーン(湖)に面したこのレストランは、本格的なエイジング・ビーフ(熟成肉)のステーキが味わえるお店。内装も落ち着いたシックな雰囲気で、ここがテーマパークの中であることを忘れてしまうほどです。

ナイフを入れた瞬間に肉汁が溢れるステーキと、赤ワインをグラスで楽しむランチ……最高じゃないですか?(笑)
クリスマス期間は特別なコース料理が用意されることもあります。人気店なので、希望日が決まったら早め(目安:数週間〜約1ヶ月前)に優先案内や空席状況をチェックしておくのがおすすめです。

パークサイド・グリルの熟成肉ステーキと赤ワインのセット。落ち着いた店内の雰囲気

3-2. フィネガンズ・バー&グリル(お酒も楽しめるアイリッシュ・パブ)

お酒好きの方には、ブルックリン・エリアにあるこのアイリッシュ・パブが断然おすすめ。
高い天井と木目のカウンターバーが特徴で、活気がありつつも大人が居心地よく過ごせる空間です。

名物メニュー(例:オニオンブロッサムなど)をつまみに、ビールやハイボールで一息つく時間は、まさに大人のご褒美。
カウンター席なら一人でも入りやすいので、「短時間で体力回復したい」時の避難先にも向きます。

キャラクター
「パークの真ん中で昼からビールなんて、大人だけの特権だよね〜!フードは量が多いこともあるから、シェア前提だと満足度が上がるよ」

3-3. アズーラ・ディ・カプリ(静かにピッツァを楽しむ隠れ家)

意外と穴場なのが、ニューヨーク・エリアの路地裏にある「アズーラ・ディ・カプリ」です。
「青の洞窟」をイメージした店内は照明が少し落とされていて、とても静か。石窯で焼き上げる本格的なピッツァが楽しめます。

表通りから少し入った場所にあるため、タイミングによっては他店より落ち着いて過ごせることも。
「ピザ+温かいドリンク」で胃袋も心もリセットして、後半戦に備えましょう。

4. 持ち帰り(テイクアウト)はできる?ルールと裏技

「このピザ、半分だけ残してホテルで食べたいな」
「明日の朝ごはんにサンドイッチを買って帰りたい」

旅行中はそんな風に思うこともありますが、USJのパーク内ルールはどうなっているのでしょうか? 知らずにお願いして断られると気まずいので、事前の予習が大切です。

4-1. 基本的に「持ち帰り用容器」はない。無理に持ち帰らないのが安全

結論から言うと、パーク内のレストランやフードカートは衛生管理の都合で、「持ち帰り(テイクアウト)用の容器・袋の用意がない/対応していない」ことが多いです。
基本は「購入した場所で食べ切る」前提で計画しておくのが安心です。

食べ切れない前提で自己流に持ち帰るのは、衛生面のリスクだけでなく、状況によってはルール的にグレーになり得ます。
それよりも、次のどれかで「食べ残しを出さない」方向に寄せるのが、私たち大人にはスマートです。

  • シェア前提で量を調整する(2人で1つ→軽食→レストラン、の順が楽です)
  • 「温かいものは温かいうちに」その場で満足する(冬は特に満足度が上がります)
  • 食べ歩きは小さめを複数にする(重い1品ドカンより疲れません)

4-2. ホテル夜食は「パーク外」で確実に。シティウォーク活用が正解

それでも「ホテルでのんびり夜食を楽しみたい」という場合は、パークを出た後の「ユニバーサル・シティウォーク大阪」を活用するのが確実です。
テイクアウト対応の飲食店やフード、軽食を選べるので、ホテル夜食の自由度が一気に上がります(出店状況や営業時間は時期で変わるため、当日現地で確認してください)。

また、パーク内で買った「クリスマス限定のお菓子缶(クッキーやチョコレートなど)」を、ホテルの部屋でコーヒーと一緒に開けるのも贅沢です。
もし、これから宿泊先を決める方や、静かな環境で休みたい方は、以前特集した 新大阪駅近くのシニア向けホテル10選【2025】段差少なめ・静かな部屋・朝食が美味しい宿 も参考にしてみてください。パーク周辺は便利ですが賑やかなこともあるので、少し離れた新大阪エリアの方が落ち着いて休める場合もあります。

キャラクター
「夜食は“パーク外で確実に”がいちばん安心! 部屋で温かい飲み物と一緒に食べると、疲れがスッと抜けますよ」
ホテルの部屋のテーブルに置かれたコーヒーと、USJのお土産のお菓子缶が開けられているリラックスした様子

5. まとめ

ここまで、USJのクリスマスフードを「並ばずに、美味しく楽しむ」ための攻略法をご紹介してきました。
最後に、改めてポイントを振り返っておきましょう。

正直なところ、クリスマスのUSJはどこへ行っても混雑しがちです。だからこそ、「お腹が空いたから近くのお店を探そう」という行き当たりばったりの動きは、大人にとっては消耗の原因になりやすいです。

「モバイルオーダーで“受け取り時間(枠)”を確保する」
「レストラン優先案内サービスを予約する」
「混雑のピークを避けてカートに並ぶ」

この3つを押さえれば、寒空の下で長時間凍えずに、温かいドリンクや満足度の高い食事にたどり着けます。

美味しいものでお腹を満たして、キラキラ輝くツリーやショーを心ゆくまで楽しんでくださいね。
みなさんのクリスマスが、最高の思い出になりますように。

キャラクター
「冬のパークは本当に冷えるので、温かいフードでこまめに回復するのがいちばん。カイロと手袋もあると安心ですよ」