最終更新:2025年10月30日

「名古屋駅からジブリパークまで、結局どのルートがいちばんラク?」
初めてのご訪問だと、所要時間、料金、そして「乗り換えの手間」が気になりますよね。

実は、名古屋駅からの行き方は主に3つ。
①【王道】電車(地下鉄+リニモ)
②【快適】直通バス(乗り換えゼロ)
③【自由】車・タクシー

この記事では、3つの全ルートを「安さ」「早さ」「楽さ」で徹底比較!
さらに、お子さま連れ・シニアの方にもやさしいように、階段を避ける導線・エレベーター位置もチェックします。
読み終える頃には、“あなたに最適な行き方”が必ず見つかりますよ。

キャラクター
ちなみに一番の王道は「名古屋 → 東山線で藤が丘 → リニモ → 2番出口」です。まずはこのルートを軸に比較してみましょう♪

1. 名古屋駅からジブリパークへの行き方|全ルート徹底比較表

名古屋駅からジブリパークへの行き方は、大きく分けて3つあります。まずは、この比較表で全体像をつかんでくださいね。 ポイントは「料金」「所要時間」そして「乗り換え回数=楽さ」です。ご自身の体力や荷物の量、当日の天候に合わせて選ぶのが一番ですよ。

行き方 所要時間 (目安) 料金 (片道目安) 乗り換え 快適さ (楽さ) こんな人向け
① 直通バス
(名鉄バス)
約40分~60分
(渋滞による)
大人 1,200円
(※要確認)
0回 ★★★★★
(座れる・荷物◎)
とにかく楽したい
シニア・子連れ
荷物が多い
② 電車
(地下鉄+リニモ)
約50分~60分 合計 670円
(地下鉄310円+リニモ360円)
1回
(藤が丘駅)
★★★☆☆
(歩行・階段あり)
時間が正確・安い
効率重視
渋滞が心配
③ 車・タクシー 約30分~50分
(渋滞による)
タクシー:約1万円~
自家用車:高速代+駐車代
0回 ★★★★☆
(プライベート空間)
自由度重視
自分のペースで
帰りに他も寄る

いかがでしょうか。「乗り換えなし」を最優先するなら「直通バス」が圧倒的に快適です。特にベビーカーやスーツケースがある日は、この「0回」が本当に助かりますよね。 一方、渋滞リスクをゼロにして「時間通り&安く」行きたい日は「電車」が確実です。 まずは、この3つの選択肢があることを知っておくだけでも安心ですよ。

2. 【結論】目的別!あなたに最適なアクセス診断

比較表を見ても「やっぱり迷う…」という方のために、目的別に一番おすすめな行き方をご提案します。旅の主役は、あなた自身ですからね。ご自身のスタイルに一番合うものを選んでください。

2-1. ① とにかく「楽さ・快適さ」重視の大人世代・子連れの方

「乗り換えは面倒」「荷物が多い」「階段は避けたい」…。そんなあなたには、「① 直通バス」一択です。 名古屋駅の名鉄バスセンターから乗れば、あとは座っているだけでジブリパークの目の前(愛・地球博記念公園)に到着します。あの、バスのシートに深く腰掛けて、車窓を眺めるだけの時間が、旅の序章として心地良いんですよね。 特にシニアのご両親と一緒の旅や、ベビーカーを押しての移動では、この「乗り換えゼロ」の安心感が何物にも代えがたいと思います。

  • メリット:乗り換えなし。必ず座れる(定員制)。荷物をトランクに預けられる。
  • 注意点:本数が電車より少ない(事前予約推奨)。週末や朝夕は渋滞のリスクがある。

2-2. ② 「時間の正確さ・安さ」重視で効率よく動きたい方

「コストを抑えたい」「渋滞で遅れるのは絶対に嫌だ」という効率重視のあなたには、「② 電車(地下鉄+リニモ)」が最適です。 このルートは渋滞の影響を一切受けず、ほぼ時間通りに到着できるのが最大の強み。料金もバスやタクシーに比べて最も安価です。カチ、カチ、と計画通りに進む感覚が好きな方にはぴったりですね。 藤が丘駅での乗り換え(徒歩約5分)が一度発生しますが、案内表示がしっかり出ているので、迷うことは少ないでしょう。

  • メリット:時間が正確(渋滞なし)。料金が最安。運行本数が多い。
  • 注意点:藤が丘駅で必ず乗り換え(屋外移動あり)。朝夕のラッシュ時は混雑することがある。

2-3. ③ 「自由度・プライベート感」重視で動きたい方

「自分たちのペースで動きたい」「帰りに別の場所にも寄りたい」という自由度を求める方には、「③ 車・タクシー」が向いています。 公共交通機関の時間を気にせず、好きな時に出発し、好きなだけお土産を買っても車に積んでおけます。プライベートな空間で、おしゃべりを楽しんでいるうちに着くのも魅力です。 ただし、週末は公園の駐車場が大変混雑するため、早めの時間に出発するのがおすすめです。

  • メリット:ドアtoドアで移動。荷物を気にしなくて良い。帰りの寄り道も自由。
  • 注意点:ジブリパーク専用駐車場はなく、公園の駐車場を利用(繁忙期は満車注意)。タクシーは料金が高額(約1万円~)。
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「ご自身の体力や荷物に合わせて選ぶのが一番ですよ。無理のない計画が、当日を一番楽しむコツですからね♪」

3. 各ルートの詳細ガイド|乗り場・料金・注意点

ここからは、3つのルートそれぞれについて、具体的な乗り場や料金、注意点を詳しく解説していきますね。

3-1. 【快適】直行バス(名鉄バス)|乗り換えゼロで一番楽!

大人世代や小さなお子様連れに、私が一番おすすめしたいのがこの直行バスです。雨の日や夏の暑い日も、屋外を歩く時間が最小限で済むのが嬉しいですよね。 名古屋駅の「名鉄バスセンター」4階、24番のりばから出発します。乗車券は事前予約(Boo-Wooチケットなど)が基本です。

  • 乗り場:名古屋駅「名鉄バスセンター」4階・24番のりば
  • 所要時間:約40分~60分(道路状況によります)
  • 料金(目安):大人 1,200円(※要最新情報確認)
  • 予約:スマホ決済「CentX」や「Boo-Wooチケット」での事前予約・決済が推奨されています。満席時は乗車できない場合があります。
  • 注意点:運行本数や実施日は季節で変動します。必ず出発前に名鉄バス公式サイトで最新の時刻表をご確認ください。

3-2. 【王道】電車(地下鉄+リニモ)|渋滞なしで時間が正確

最も多くの方が利用する、渋滞知らずの王道ルートです。名古屋駅からは、まず地下鉄東山線(黄色い路線)に乗って終点の「藤が丘」駅を目指します。地下鉄のホームに降りる階段の、ひんやりとした空気が懐かしい感じがします。

▼ 王道ルートの3ステップ

  1. 名古屋駅 → 藤が丘駅(地下鉄 東山線)
    • 所要時間:約28~30分
    • 料金(目安):約310円
    • ポイント:「高畑行き」ではなく、必ず「藤が丘行き」に乗ってください。
  2. 藤が丘駅で乗り換え(徒歩 約5分)
    • 地下鉄の改札を出て、案内サインに沿ってリニモの駅へ移動します。ここは地上乗り換えです。
  3. 藤が丘駅 → 愛・地球博記念公園駅(リニモ)
    • 所要時間:約13分
    • 料金:360円
    • ポイント:ジブリパークの最寄り駅です。日本唯一の磁気浮上式(Maglev)で、静かで滑らかな乗り心地も楽しんでみてくださいね。

リニモの「愛・地球博記念公園」駅に着いたら、もうパークはすぐそこ。 改札を出たら**「2番出口」**を目指しましょう。ここがパークへのメインゲート(青春の丘やジブリの大倉庫方面)に一番近い出口です。

▼ リニモの使い方とICカード

  • ICカード:manacaのほか、Kitaca、PASMO、Suica、TOICA、PiTaPa、ICOCAなど全国相互利用が可能な交通系ICカードに対応しています。事前のチャージをお忘れなく。
  • 運行間隔:日中はおおむね8分間隔、平日朝は最短5分間隔です。混雑時は1本見送るのも快適ですよ。

▼ お得なきっぷ情報(名古屋市営)

もし当日、名古屋市内の観光も楽しまれるなら、お得な乗車券も便利です。ただし、**どちらも「リニモ」区間(藤が丘~公園駅)は対象外**なので、別途360円が必要になる点にご注意ください。

きっぷ名 料金(大人) 使える範囲 こんな日に
地下鉄全線24時間券 760円 名古屋市営地下鉄(リニモ不可) 午後から翌日の午前まで地下鉄メインで動く日
ドニチエコきっぷ 620円 市バス+地下鉄(リニモ不可) 土日祝・毎月8日に、バスも地下鉄も使う日

3-3. 【自由】車・タクシー|駐車場と料金の目安

プライベートな空間で、時間を気にせず移動したい方には車やタクシーが便利です。お気に入りの音楽をかけて、リラックスしている間に到着できますね。 ただし、**ジブリパーク専用の駐車場はありません**。

  • 駐車場:「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」の有料駐車場を利用します。
    • 普通車:通常期 500円/繁忙期 1,000円
    • 注意点:週末や連休は大変混雑し、満車で入場制限がかかることも多いため、公共交通機関の利用が強く推奨されています。
  • タクシー:
    • 所要時間:約30分~50分(道路状況によります)
    • 料金(目安):約1万円前後。渋滞や利用する時間帯(深夜割増など)によって変動します。

4. よくある疑問Q&A(アクセス編)

最後に、アクセスに関してよくいただくご質問や、細かいけれど気になるポイントをまとめました。「これ、聞きたかった!」が見つかるかもしれません。

Q1. 中部国際空港(セントレア)から直接行く方法は?

A1. 空港からジブリパーク(愛・地球博記念公園)への直行バス(名鉄バス)が運行されている場合があります。ただし本数が限られるため、名鉄バス公式サイトでの時刻表確認が必須です。
または、名鉄空港特急「ミュースカイ」で「名鉄名古屋」駅まで行き、そこからこの記事でご紹介した各ルート(電車・バス)に乗り換えるのが確実です。

Q2. コインロッカーはありますか?

A2. はい、ジブリパーク専用ではありませんが、「愛・地球博記念公園」の園内(北口案内所・地球市民交流センター・西口案内所)にコインロッカーがあります。数に限りがあるためご注意ください。
公園公式:コインロッカー・クロークについて

Q3. 駅からどのくらい歩きますか?

A3. 最寄りのリニモ「愛・地球博記念公園」駅(2番出口)からパークの入口(青春の丘や大倉庫)までは、徒歩で約5分~10分が目安です。ただし、パーク内はエリアが点在しており、例えば「どんどこ森」までは駅から約20分~25分ほど歩きますので、歩きやすい靴は必須ですよ。

Q4. 雨の日やベビーカーで、一番楽なルートは?

A4. 「結論」でもお伝えした通り、乗り換えが一切なく、屋外の移動も最小限で済む「① 直通バス」が最も快適です。

Q5. 電車で行く場合、混雑を避けるコツは?

A5. リニモは日中おおむね8分間隔、平日朝は最短5分間隔で運行しています。もしホームが混雑していたら、無理をせず「1本見送る」だけで、座れる可能性も高まり、ぐっと快適になりますよ。

Q6. 人が多い日の「別ルート」はありますか?

A6. 大規模なイベント時などは、JR中央線「高蔵寺」駅 → 愛知環状鉄道「八草」駅 → リニモ「八草」駅から乗車するルートも選択肢になります。ただ、少し遠回りになるため、基本は「名古屋駅 → 藤が丘駅」ルートがおすすめです。

5. まとめ|迷わず、気持ちよくジブリパークへ

名古屋駅からジブリパークへのアクセス、ご自身にぴったりの方法は見つかりましたか? 「最適なルート」は、あなたの優先順位(楽さ・安さ・自由度)によって変わります。どのルートを選んでも、その道中も旅の大切な一部ですよね。

▼ あなたのベストルートは?

ジブリパークは園内も広く、たくさん歩きます。 行き帰りの移動はなるべく無理をせず、ご自身の体力やその日の天候に合わせて、最適なルートを選んでくださいね。

しっかり準備して、当日は思いっきりジブリの世界を楽しんでいらしてください!