最終更新:2025年10月24日
「名古屋からジブリパークへ、結局どのルートがいちばんラク?」
初めてのご訪問だと、乗り換え・最寄駅・所要時間が少し気になりますよね。
本記事では、名古屋駅 →(地下鉄 東山線)藤が丘 →(リニモ)愛・地球博記念公園駅[2番出口]という“王道ルート”を軸に、
■最短で迷いにくい行き方 ■切符・一日乗車券の選び方 ■つまずきやすいポイントの回避策をやさしく整理しました。
さらに、お子さま連れ・シニアの方にもやさしいように、階段を避ける導線・エレベーター位置・ベビーカー対応もチェック。
読み終える頃には、“なるべく歩かず・迷わず・気持ちよく到着”できるイメージが手に入ります。
最短&迷わない:名古屋駅 → 地下鉄東山線で藤が丘(約28~30分)→ リニモで愛・地球博記念公園(約13分)。
所要の目安:乗換含めて約45~50分。運賃目安:地下鉄約310円+リニモ360円=約670円。
雨天に強い:名鉄バスセンター4階24番のりば発の直行バス(一部期間は完全キャッシュレス実証便)。
出口の合言葉:リニモ「愛・地球博記念公園」=2番出口が便利(モリコロパークは5番出口の案内あり)。
名古屋駅→ジブリパーク 早見表
| 手段 | ルート | 所要 | 片道運賃 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| 最短・定番 | 地下鉄 東山線(名古屋→藤が丘)→ リニモ(藤が丘→愛・地球博記念公園) | 約45~50分(乗換5分含む目安) | 地下鉄 約310円※ + リニモ 360円 ≒ 約670円 | 日中のリニモは概ね8分間隔。駅到着後は2番出口が便利。 |
| 直行バス(雨天◎) | 名鉄バスセンター(名古屋駅)4階24番 → モリコロパーク | 概ね40~60分(道路状況) | 公式案内を要確認 | 2025/10/1~2026/1/31に完全キャッシュレス実証便あり(現金不可の便に注意)。 |
| タクシー(荷物多) | 名古屋駅 ⇄ ジブリパーク | 約30~50分(道路状況) | 概算1万円前後 | 配車アプリ割引や渋滞で前後。時間と体力を優先したい日に。 |
※地下鉄の正確運賃は距離区分で前後(210~340円帯)。当日は名古屋市交通局の運賃・きっぷページで確認を。
1. ジブリパークの最寄駅は? アクセスの基本情報
1-1. 場所は「愛・地球博記念公園」内
ジブリパークは、愛知県長久手市「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」の広い園内にあります。
エリアが点在する散策型レイアウトのため、駅到着後も園内移動に少し余裕をみておくと安心です。公式の「アクセス」でも、リニモ「愛・地球博記念公園」駅 下車すぐと案内されています。
ジブリパーク公式:アクセス
1-2. 最寄りはリニモ「愛・地球博記念公園」駅[2番出口が便利]
最寄り駅は愛知高速交通 東部丘陵線(リニモ)の「愛・地球博記念公園」駅。駅案内では「2番出口が便利」と明記されています。
徒歩目安:青春の丘 約8分/ジブリの大倉庫 約10分/どんどこ森 約25分。駅構内のサインに沿えば、迷いにくい動線です。
リニモ公式:L07 愛・地球博記念公園(周辺スポット・出口案内)
2. 名古屋からのアクセス
2-1. 【最短×迷わない】地下鉄 → リニモ
いちばん迷いにくいのは、名古屋駅 → 地下鉄 東山線で藤が丘 → リニモで「愛・地球博記念公園」の王道。
目安は約45〜50分/約670円。藤が丘では改札をいったん出て、案内サインに沿って徒歩5分前後でリニモのりばへ。
ダイヤの乱れや混雑の影響を受けにくく、どなたにも勧めやすい行き方です。
所要・運賃根拠:
リニモ運賃表/
リニモ時刻表/
名古屋観光公式
- 名古屋駅 → 地下鉄東山線(黄色)で藤が丘へ(約28〜29分/約310円)。※正確額は距離区分で前後します
- 藤が丘駅で乗換:地下鉄とリニモは改札が別。サインに沿って徒歩約5分でリニモのりばへ。
- リニモで愛・地球博記念公園へ(約13分/360円)。駅到着後は2番出口が便利。
2-2. 【雨の日】名鉄バスセンター発 直行バス
雨の日は、名鉄バスセンター(名古屋駅)4階・24番のりばからの直行バスが快適。屋根下の動線が多く、座って移動できます。
運行本数や実施日は季節で変動するため、出発前にジブリ公式と名鉄バス公式で当日の時刻・運賃をご確認ください。
ジブリパーク公式:アクセス/
名鉄バス:ジブリパーク直行
2-3. 【ドア to ドア】タクシー(荷物多め向け)
スーツケースが多い日や小さなお子さま連れなら、名古屋駅 ⇄ ジブリパークのタクシーも選択肢。
道路状況や配車割引で前後しますが、概算は1万円前後を見込みましょう。(名古屋地区の距離制:初乗500円〈〜1.011km〉+約232mごと90円 など)
直前の料金改定・割増は業界/行政発表でご確認ください。
名古屋タクシー協会/
中部運輸局:報道発表
2-4. 所要時間と料金まとめ(比較表)
| 出発 | ルート | 目安所要 | 片道運賃 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| 名古屋駅 | 地下鉄 東山線 → リニモ | 約45〜50分 | 約670円(約310円+360円) | 藤が丘で徒歩約5分乗換/リニモ約13分 |
| 栄駅 | 東山線 → リニモ | 約40〜45分 | 約670円 | 藤が丘直通。乗換は同様 |
| 金山駅 | 名城線 → 東山線 → リニモ | 約55分 | 約670円 | 名城線で栄乗換 → 東山線で藤が丘 |
| 名古屋駅 | 直行バス | 渋滞次第(概ね40〜60分) | 公式で確認 | のりば:名鉄バスセンター4階24番/CentX対応便あり |
| 名古屋駅 | タクシー | 約30〜50分(道路状況) | 目安:1万円前後 | 距離制・割増は協会/運輸局資料を参照 |
※所要・運賃は目安です。改定・道路状況で変わるため、出発前に公式をご確認ください。 ジブリパーク公式/ 名古屋市交通局/ リニモ
3. リニモってどんな電車? 使い方と注意点
3-1. 乗り方とICカード
リニモは日本で唯一の都市型「磁気浮上式(Maglev)」。3両編成・自動運転(ATO)・最高約100km/hで、静かで揺れの少ない乗り心地が魅力です。
乗り方はかんたん——改札でICカードをタッチするだけ。紙きっぷは駅の券売機で購入できます(リニモ1DAYフリー:大人800円/小児400円)。
- 対応IC:manaca のほか、Kitaca/PASMO/Suica/TOICA/PiTaPa/ICOCA/はやかけん/nimoca/SUGOCA に対応。事前チャージでスムーズに。
- 1DAYフリーきっぷ:当日乗り降り自由。全駅券売機で購入可能(券売機の「おトクなきっぷ」から)。
- デジタル乗車券:CentX/my route で販売の期間あり。購入後は係員にアプリの認証画面を提示します(対象区間は設定に準拠)。
- バリアフリー:扉は左右各2か所・開口幅約1,200mm。ベビーカーやスーツケースでも乗り降りしやすい設計です。
※券売機の支払手段は駅により異なる場合があります。IC残額と少額の現金を用意しておくと安心です。
3-2. ダイヤと混雑のコツ
リニモは平日・土休日とも日中は概ね8分間隔、平日朝ピークは最短5分間隔。開園の少し前に到着する計画にすると、ホームも園内もゆったり動けます。
最新の時刻は必ず公式の時刻表で確認してください。
- ダイヤのしくみ:平日は大学カレンダー等に合わせたパターン運用、土休日ダイヤあり。近年は日中8分間隔が基本。
- 所要の目安:藤が丘 ⇄ 愛・地球博記念公園は約13分。混雑時は1本見送りでも体感がぐっと楽になります。
- 当日の再確認:イベント・臨時で本数が変わる場合があります。出発前に公式「時刻表」をチェック。
4. 一日乗車券・24時間券の選び方(名古屋市営)
4-1. 地下鉄全線24時間券/バス・地下鉄全線一日乗車券/ドニチエコ
名古屋市内の移動は3つの“おトクきっぷ”が軸。
地下鉄全線24時間券(760円)は地下鉄だけをたっぷり使う日に。
バス・地下鉄全線一日乗車券(870円)は市バス+地下鉄が当日終電まで。
ドニチエコ(620円)は土日祝・毎月8日限定の割引です。
いずれもリニモは対象外なので、現地区間は別途運賃またはリニモ1DAYフリー(800円)を組み合わせます。
| きっぷ名 | おとな | 有効期間 | 使える交通 | こんな日に |
|---|---|---|---|---|
| 地下鉄全線24時間券 | 760円 | 使い始めから24時間 | 地下鉄全線(市バス不可/リニモ不可) | 午後スタート〜翌朝も地下鉄で動く日 |
| バス・地下鉄全線一日乗車券 | 870円 | 使い始め〜当日終電まで | 市バス+地下鉄(リニモ不可) | 雨天や街歩きで細かな移動が多い日 |
| ドニチエコきっぷ | 620円 | 使い始め〜当日終電まで | 市バス+地下鉄(リニモ不可) | 土日祝・毎月8日の市内観光に |
出典:名古屋市交通局(券種・価格・有効期間)。
※リニモ1DAYフリーは愛知高速交通の別商品です/料金・発売条件は変更になる場合があります。
- 購入場所:地下鉄駅のmanaca対応券売機・改札窓口・駅長室、市バス車内や営業所、交通局サービスセンター等。支払い方法は場所により異なります。
- 対象外の路線:名鉄・JR・あおなみ線・リニモなど市営以外では使えません。
- リニモも乗り放題に:市営きっぷ+リニモ1DAYフリー(800円)の併用で「市内+現地」を広くカバー。
4-2. 旅程別の最適解(朝発/午後発/雨天)
迷ったら「動く時間帯」と「市バスを使うか」で決めましょう。
地下鉄中心なら24時間券、市バスも使う日は一日乗車券、週末や祝日はまずドニチエコ。
ジブリ最寄りのリニモ区間は別払い(またはリニモ1DAY)です。
- 朝発(市内観光もセット):市バスに乗る予定があるなら一日乗車券(870円)。地下鉄のみなら24時間券(760円)。
- 午後発(翌朝も少し移動):24時間券で翌日の午前までカバー。例:土曜午後〜日曜午前の移動に相性◎。
- 雨天(歩数を抑えたい):地下街+市バスを活用しやすい一日乗車券が便利。
- 週末・祝日・毎月8日:まずはドニチエコ(620円)を優先候補に。
- 長久手で寄り道:沿線も楽しむ日はリニモ1DAY(800円)を追加。
▶ 最新の発売条件・購入場所・注意事項は公式へ: 地下鉄全線24時間券 / きっぷの選び方 / ドニチエコ / 発売場所一覧 / リニモ1DAYフリー
5. よくある疑問Q&A(アクセス編)
- Q1. リニモは予約が必要? 支払いはICカードでOK?
- 予約は不要です。manaca/Suica/PASMO/TOICA/ICOCA/PiTaPa/Kitaca/SUGOCA/nimoca/はやかけんなど全国相互利用ICでタッチ&ゴー。紙のきっぷは駅の券売機で購入できます。公式サイト:リニモ
- Q2. 駅を出たら、どの出口へ?
- 最寄りのリニモ「愛・地球博記念公園」駅は2番出口が便利です。駅サインに従えば直感的にパーク方面へ進めます。案内はこちら:L07 愛・地球博記念公園(周辺スポット)
- Q3. 中部国際空港(セントレア)から最短で行くには?
- 一般的には名鉄空港特急「ミュースカイ」→ 名鉄名古屋(最速約28分)→ 地下鉄東山線で藤が丘 → リニモで愛・地球博記念公園が確実です。ミュースカイは乗車券+特別車両券(ミューチケット)が必要。案内:セントレア「電車でのアクセス」/名鉄「ミューチケット」
- Q4. 雨の日に濡れにくい行き方は?
- 名鉄バスセンター(名古屋駅)4階・24番のりば発の直行バスが便利。屋根下の導線が多く、座って移動できます。時刻・運賃は公式でご確認ください:名鉄バス「ジブリパーク直行」/ジブリパーク公式・アクセス
- Q5. ベビーカーや車いすでも大丈夫?
- リニモは段差が少なく扉幅も広めで乗り降りしやすい設計。公園内にはベビーカー/車いすの貸し出しや多目的トイレも整っています。詳細:ジブリパーク「利用のご案内」
- Q6. コインロッカーはありますか?
- 園内にコインロッカー(北口案内所・地球市民交流センター・西口案内所)やクロークがあります(数に限りあり)。利用のご案内をご確認ください。
- Q7. 駐車場は使える? 車で行ってもいい?
- ジブリパーク専用駐車場はありません。やむを得ず車の場合は、愛・地球博記念公園の有料駐車場(通常期:普通車500円/繁忙期:1,000円 ほか)を利用します。混雑時は公共交通機関推奨。案内:モリコロパーク「アクセス・駐車場」
- Q8. どのくらい歩く?(駅から園内まで)
- 駅からパーク入口まで徒歩数分。エリア間は散策距離があり、駅ページの目安ではジブリの大倉庫:約10分/青春の丘:約8分/どんどこ森:約25分。駅ページの徒歩目安を参考に、歩きやすい靴でどうぞ。
- Q9. 混雑を避けたいベストタイミングは?
- 開園の少し前に到着する計画、または午後のゆとり時間帯が快適。リニモは日中おおむね8分間隔/平日朝は最短5分で次発が来るため、混んでいたら1本見送りも有効です。最新の時刻表:リニモ「時刻表」
- Q10. 最安で行くには? 一日乗車券は使える?
- 最安帯は地下鉄(名古屋→藤が丘)+リニモの組み合わせ。市内移動が多い日は地下鉄全線24時間券(760円)やバス・地下鉄一日乗車券(870円)が便利です(リニモは対象外)。きっぷ案内:地下鉄全線24時間券/ドニチエコきっぷ/リニモ1DAYフリー
- Q11. 人が多い日は別ルートがある?
- 大規模イベント時などは、八草駅経由(JR中央線 高蔵寺 → 愛環 八草 → リニモ)も選択肢。公園公式でも案内があります。アクセス・駐車場(混雑時の代替ルート)
6. まとめ|迷わず、気持ちよくジブリパークへ
名古屋からは、地下鉄 東山線 → 藤が丘 → リニモの“王道ルート”がやっぱり安心。
目安は約45〜50分/約670円。リニモは日中おおむね8分間隔なので、混んでいる時は次発にゆずるという余裕が効きます。
園内は散策型です。歩きやすい靴で、無理のないペースでお楽しみください。雨天や荷物が多い日は直行バス、体力温存ならタクシーへ切替がスムーズです。
- 迷わない動線:名古屋 → 東山線で藤が丘 → リニモで愛・地球博記念公園(駅サインに沿って進めばOK)。
- 支払い:リニモは主要IC対応。紙きっぷは駅の券売機で購入できます。
- 混雑対策:開園の少し前に到着、または午後のゆとり時間帯を狙うと快適。
- きっぷ選び:市内は24時間券/一日乗車券を旅程に合わせて。リニモは別運賃です。
7. 参考:公式一次情報リンク集
旅は“生もの”。直前にもう一度、公式の一次情報で最終確認しておくと安心です。下のリンクはすべて日本語の公式サイトです。迷ったら、ここに戻ってくださいね。

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